2011年7月17日日曜日

■「Iリーグvs桐蔭横浜 1-5負け」


Iリーグ KEIO-B 第6節 vs桐蔭横浜大学
7月16日(土)14:00 @慶應義塾大学グラウンド

×1-5(0-5)桐蔭横浜大学

【得点者(アシスト者)】
8分 桐横大 45番
24分 桐横大 49番
27分 桐横大 70番
40分 桐横大 70番
41分 桐横大 70番
78分 慶大 林賢一郎(PK)

前節の劇的な勝利、3連勝を目指して臨むも、あえなく完敗。
サッカーの難しさ、勝つことの難しさを改めて痛感。
序盤の入り方が悪かった。口を酸っぱく「立ち上がり10分」と言い続けてきたが、できなければ、言っていないのと同じ。徹底させられない自分の責任。極端な話、立ち上がり10分間を守り切ることは、Jリーグチーム相手でもできるはず。
前半8分CKからのこぼれ球を押し込まれて先制を許す。1点取られた後も、ボールは回せるものの、ブロックをつくって守る相手に対して、攻撃が仕掛けられない。DFラインの裏を抜ける動きや味方を追い越す動きが少なく、更に、それに対して連動する動き(3人目)が皆無に近い。攻撃の際にボールウォッチャーになってしまう選手が多い。無駄走りでも、相手の嫌がる動きをしなければ。24分に一瞬の隙をつかれ、DFライン裏に走り込まれてGKと1対1となり追加点を許す。その後は、自分たちのミスから失点を積み重ね、集中力を欠き、0-5で前半終了。相手左サイドを何度か崩せただけに、もう少し積極的に右サイドからの攻撃を仕掛け、少なくとも2点差で折り返せればと思ったが、完全に自滅してしまった。
選手一人一人の顔を見る、控え選手も含めて。自己嫌悪、不満、怒り、失望…、色んな表情がある。過去は取り返せない、前半の5失点は一旦忘れて、後半まずは1点返す、失点してもいいから点を取りにいく。慶應のプライドに掛けて、このまま終るわけにはいかない。グラマネと相談し、前半のメンバーで後半も行くことを決断。その意味を出場していた選手は感じとったか、取らないかは、わからない。
後半立ち上がり、ゴールに襲いかかるも決め切れない。前線からのプレスを積極的に仕掛け、なるべく高い位置でボールを奪いに掛かった分、カウンターを何度か喰らうも、最終ラインで何とか防ぐ。ノーガードの打ち合いに持って行った所までは想定通りだったが、決定力に欠き、ようやく1点を奪ったのは後半33分だった。残り10分、パワープレイも試みるも相手を崩すことは出来ず1-5のまま試合終了。
炎天下のグランド、試合後に選手に掛ける言葉は、青空に虚しく響く。「これが、俺たちの実力。」と言いつつ、多分、今、何を言っても選手に伝わる状況じゃないなとも感じた。ただ、今日の試合は流しそうめんにでも流して、とっとと忘れて、次に切換えようぜ。と軽く済ませたくはない。猛省すべき夏の思い出として、自分は忘れたくない。
次節、拓殖大戦、試験期間で出席できない選手もいる。フレッシュな選手の活躍に期待したい。

【慶應先発】
GK 峯達也(1年・桐光学園高)
DF ハラード アレキサンダー ジョージ(1年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 林賢一郎(4年・ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)
DF 馬場達月(3年・サレジオ学院)
DF 池永和将(1年・慶應ニューヨーク学院)
MF 鈴木達也(3年・都立駒場高)
MF 浅間翔大(1年・暁星高)
MF 中野周平(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 紫垣健太郎(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 小林剛(1年・鎌倉高)
FW 平戸奨眞(1年・暁星高)

【慶應サブ】
GK 正岡遼(4年・川和高)
MF 竹尾友佑(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 河合秋人(1年・慶應義塾高)
MF 菅原崇人(1年・小倉高)
MF 野本浩平(3年・慶應義塾高)
FW 塩津宏輝(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
FW 遠藤智也(4年・慶應ニューヨーク学院)

【慶應交代】
58分 紫垣健太郎→野本浩平
65分 中野周平→河合秋人
65分 ハラード→竹尾友佑
76分 小林剛→遠藤智也
90分 鈴木達也→菅原崇人


【所要時間:35分】