2011年12月21日水曜日

■「5年連続「異議なし」の偉業」

12月21日(水)日経新聞朝刊より。
実業団チームのJFL優勝だけでも、スゴイなと思っていたが、こんな話があったとは。実業団チームだから規律が高いってのも、少しさびしい話。プロでも当然、規律高くなきゃいけない。試合だけでなく、練習から習慣化させることが重要。


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■フットボールの熱源 『5年連続「異議なし」の偉業』
1度、笛が吹かれてしまったら、いくら異議を唱えても判定は覆らない。それがわかっているのに、審判に盛んに食って掛かり、警告を受ける選手がいる。そんなことで出場停止になることもあるのだから、実にバカげている。
 日本フットボールリーグ(JFL)で2年ぶり3度目の優勝を果たしたSAGAWA SHIGA FC(佐川滋賀)の中口雅史監督は選手たちにこう語りかけてきたという。「サッカーが好きだったら、審判に文句を言っている時間がもったいないんじゃない? そこにボールがあるなら、すぐにプレーを始めたいでしょ」
 その思想が深く浸透し、異議による警告ゼロが2007年から5年続いている。その快挙がたたえられ、リーグから特別賞が贈られた。
 最優秀選手に輝いたMF山根伸泉(やまね・のぶみつ)主将によれば、紅白戦でコーチが審判を務めていて、おかしな判定があっても、だれも異議を唱えず、すぐにプレーを再開するという。「文句を言ったら、浮いてしまう雰囲気がある。それだけポリシーが浸透している」
 佐川急便のサッカー部であるチームは「感謝の心、尊重する心、エンジョイするマインドを持つ」を哲学として掲げ、社員である選手たちは、顧客を意識してプレーすることを忘れていない。だから見苦しい行為に及ばない。そのあたりは実業団チームならではの良さであり、規律が高く保たれている。
 いまでは中口監督が何も言わなくても、選手は「異議なし」に徹しているという。「選手たちにフェアプレーを続けていけるマインドがあるということ。この姿勢は優勝以上に価値があると思う」。5年連続で異議なしという偉業で、タイトルの輝きが増している。(吉田誠一)
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【所要時間:15分】トミケン、唐沢と食事。