2012年3月23日金曜日

■「サッカーが少し世の中をよくする」

以下、日本経済新聞の記事抜粋。
日本でも、Jリーグから社会人、大学、高校、中学、小学生のグラスルーツまで、全てのカテゴリーで分け隔てなく、統一のプログラムというか、キャンペーンをやったら面白いなと。例えば、震災復興のエンブレムをサッカー協会公認で1枚300円(一部寄付)で売って、チームが自主的にそのエンブレムを腕に付けて試合をする。それだけで、義援金が集まるし、何よりも、震災のことを忘れないし、今、この瞬間にサッカーが出来ることに感謝するに違いない。環境問題でも、ユニセフでも、何でもいいのかもしれない。チームとして何かに貢献する証として、ユニフォームの腕に何かしらのエンブレムをつける。ただそれだけでも、サッカーで世の中が少し良くなるような気がする。けど、エンブレム貼る加工代がエンブレム自体より高かったりして…。


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■フットボールの熱源「尊重し合う姿勢 手本に」
 昨季、J1の1試合平均入場者が14%も減ったことを受け、Jリーグは「プラスクオリティープロジェクト」なるものをスタートした。異議と遅延行為による警告を減らして、プレー時間を伸ばし、試合の質を向上させようともくろむ。参考にしたのが、4年前にイングランド・プレミアリーグが始めた「The get on with the game(GOWTG)」というプロジェクトだ。イングランドサッカー協会による「リスペクトプログラム」と連動し、監督、選手、クラブ関係者が足並みをそろえて審判、対戦相手への態度の是正に力を入れてきた。
 グラスルーツのサッカーに至るまで審判への暴言などが絶えず、審判のなり手が急減したことが、両プロジェクトを始めたきっかけになっている。一時は3分の1の試合が審判なしで行われていたというからひどい。
 そこで協会は選手、指導者だけでなく、若年層の選手の保護者の行動規範を定めるなど、啓蒙活動を展開してきた。と同時にプロが見本を見せる。その結果、審判の数が4年間で6000人増えて2万8000人を超えた。5部リーグまでの異議による警告は16%減っている。
 さらにプレミアリーグは昨年、「GOWTG Kids!」というキャンペーンを始めた。アニメのサイトを通じて子どもたちにルールを教え、スポーツの楽しさを伝えるとともに、その前提となるフェアプレー精神や相手を尊重する社会性を身につけさせようと工夫されている。
 これらのプロジェクトには、サッカー界が社会に及ぼす影響力は絶大なのだから、自分たちがリリーダーシップを発揮して社会を変えていこうという決意がうかがえる。そこまでの高い志を示しているから、スポーツの地位が上がるのだろう。(吉田誠一)
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本日、某新聞社の方の昇格祝い@田町。
銀牙~流れ星 銀~で盛り上がるとは…。