2011年12月24日土曜日

■「桃山大に勝利。ベスト4!」






















2011/12/23(金・祝)
第60回全日本大学サッカー選手権大会
準々決勝 vs桃山学院大学
14:15 @足利市総合運動公園陸上競技場

○1ー0桃山学院大
→公式記録はコチ
→ゲキサカコラムはコチラ
【得点者(アシスト者)】
68分 慶大 大塚尚毅(黄大城)

足利2日目。枯れた芝の荒れたピッチに加えて、強風。
前半風上に立った慶應、序盤からペースを掴む。前半5分、風間が相手DFからボールを奪いゴールへ、大塚が最後ゴールに流し込むもライン際で相手DFにカットされる。12分相手右サイドのロングボール1発で⑪が裏に抜け出しピンチを招くも、笠松、松岡のセンターが冷静に処理。桃山は風下を逆手にとってロングボール1発でカウンターを狙う。15分~25分まで慶應ペース。34分、田中のスローインを風間がドリブルで突破、河井→松下シュートでGK正面。風上を利用して、もう少し積極的にシュートを狙うべき。両サイド、田中&風間、黄&息吹は対面に圧力を加え続けた。前半公式記録では慶應4本、桃山0本。
後半、風が更に強まり、風下の慶應にとっては難しい試合に。後半3分、ゴール前FKのピンチ、後半11分、風に乗った桃山大の豪快なミドルシュートが慶應ゴールバーを直撃。15分、河井のFKを大塚が頭で合わせるもゴール左に外れる。23分、左サイドコーナー付近で息吹が相手クリアをブロック、黄がフォローしてセンタリング、大塚がニアサイドで飛び込みゴールに流し込み先取点を奪う。待望の大塚のゴール。先制直後、25分風間がドリブル突破でエリア内で倒されPK獲得。しかし、河井のPKがGKに防がれ追加点を奪えない。嫌な流れになるかと思った矢先の28分、桃山⑮が2枚目のイエローカードで退場。風が強く、神経をすり減らす試合。最終ラインから前線まで、非常に高い集中力、アラートな状態を90分間維持、ナイスゲーム。リサーチチームの分析も完璧だった。ただ、イエロー累積で準決勝明治戦に2人出場停止。慶太に加えて、2人の出場停止は正直痛い。だが、フレッシュな選手が絶対にやってくれると信じている。リサーチチームは本日徹夜で明治戦のリサーチ資料を作成しているはず。戦いはピッチの上だけではない。チームスタッフ、スタンドで応援する仲間がいるから、強くなれる。チームのために、一丸で戦う。まだ、何も我々は得ていないから。
一生忘れないクリスマスになりそうだ…。

【慶應先発】
GK 中川翔太(4年・國學院久我山高)
DF 黄大城(4年・桐生第一高)
DF 松岡淳(3年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 笠松亮太(4年・東京ヴェルディユース)
DF 田中奏一(4年・FC東京U-18)
MF 松下純土(2年・國學院久我山高)
MF 増田湧介(1年・清水東高)
MF 藤田息吹(3年・藤枝東高)
MF 河井陽介(4年・藤枝東高)
FW 風間荘志(4年・暁星高)
FW 大塚尚毅(4年・滝川第二高)

【慶應サブ】
GK 小島一輝(4年・愛知高)
DF 赤木努(3年・大宮アルディージャユース)
DF 甲斐公博(3年・横浜F・マリノスユース)
MF 山浦公裕(3年・FC東京U-18)
MF 山浦新(1年・東京ヴェルディユース)
MF 森田達見(3年・川崎フロンターレU-18)
FW 川久保理(3年・國學院久我山高)

【慶應交代】
89分 大塚尚毅→森田達見

《NEXT GAME》
2011/12/25(日) 第60回全日本大学サッカー選手権大会
準決勝 vs明治大学 11:30 @国立西が丘サッカー場

























試合後、取材を受ける須田監督。今日の勝利は
リサーチチーム(学生)のおかげだったと。









鼻骨・頭蓋骨骨折の慶太もスタンドからチームを鼓舞
魂はピッチに立つ選手の中にある
【所要時間:45分】
クリスマス、西が丘で合いましょう!
インカレ準決勝
12月25日(日)11:30vs明治大@西が丘