2013年3月31日日曜日

■「湯山、結婚式。」

本日、ソッカー部&会社後輩湯山の結婚式@六本木。
主賓席に座らされて、俺もいい歳になったと実感。
美男美女カップル、ビデオも完璧、余興も最高、正直、ツッコミどころがない。しいて言うなら、乾杯のタイミングが遅いことと、湯山の笑顔がぎこちないことくらい。不器用なところが、また湯山の良さでもあるけど。

結婚はゴールではなく、スタートです。
これからも末長くお幸せに。
(俺に言われたくはないと思いますが…)

引き出物には、UAのトレーニングシャツ。
いいね!(嫁からの評判は悪かったが…)
【所要時間:15分】
明日、BRB開幕戦!

2013年3月30日土曜日

■「バルサ本」


 沢山のバルセロナ関連本がありますが、個人的にはコレ最高。(人に借りたけど、自分で買う!) 戦術的なことは一切書かれていない。バルセロナの育成メソッド・システムがどのようにして構築されたか。関係者の言葉とともに、その歴史が書かれている。バルセロナで20年以上会長を務めたホセ・ルイス・ヌニェス会長が、真正面からクライフを否定しているところが新鮮。殆んどのバルサ本はクライフ=神として無条件で崇められ過ぎかと。
マシアでの生活やら、選手獲得から移籍など、細かいことまで書かれている。正直、メッシ、イニエスタ、シャビの幼少期がどうだとか、人間的にも素晴らしいとか、そういう話は聞き飽きた訳で、逆に、トップチームに上がれなかったマシアで育った選手がどのような人生を歩んで行くのかの方が興味ある。小学生時代から「バルサの向うにも人生がある。」ということを教え込んでいるようだ。
最近、セカンドキャリアという言葉自体がちょっと違うかなと思い出した。ファーストもセカンドもなく、あるのは、一人の人生。全てが繋がっていると思う。だからこそ、将来の目標、きたるべき時に備えて成長しなければいけない。
もう一つ興味深いのは、バルセロナの育成メソッドは、実はインフラありきの要素が強い。理念は後からついてきた側面もあるようだ。良いインフラがあれば、人材も集まるということも真実。

【所要時間:20分】
本日は、桜フェスティバル。(結婚式で行けませんが…)
明日は、慶應BRB、早稲田ユナイテッドとの開幕戦。
謙虚に戦い、勝利を掴む。

2013年3月27日水曜日

■「慶應BRBvs早稲田ユナイテッドPR」


慶應BRB、社会人リーグ1部開幕戦、早稲田ユナイテッドとの一戦に向けたPRビデオというか、モチベーションビデオ。洋平コーチの力作。バルセロナのCL決勝のモチベーションビデオ(映画:グラディエイター)をイメージした模様。ビデオでモチベーション上げちゃう時代なわけです。我々の現役時代では考えられないこと…。

■3月31日(日)15:00@大井第二競技場。
新生BRBとしての3年間、そして、90年以上の歴史を背負って戦う。


ソッカー部の社会人チームである慶應BRBは、今年、東京都一部リーグに戦いの場を移します。設立から90余年、最後の天皇杯制覇から57年、東京都二部への降格から23年、再立ち上げからは3年。このチームは長い時間を掛けて、自身の存在意義を自身に問い続けてきました。社会人になってまで歯を食いしばる意義、手にした勝利と犠牲にしたもの、負けても負けても消えない勝ちたい気持ち、仲間と共に目標へ向かう道のり、胸に荒鷲を付ける喜び。傍らの丸いボールは何も答えてくれないまま、今年、問いだけが新たに加わります。23年ぶりの一部リーグ開幕戦、相手は早稲田。今年この場で海老茶色の戦士達と相まみえるのは偶然か必然か。
もちろん答えはありませんが、私たちはこの問いを、自身だけでなく、少しだけ外に向けても問いかけてみることにしました。俺達にとって名前を賭す覚悟のこの試合が、世の人にとって結果を気にしていただける試合なのか、会場に足を運んでいただける試合なのか。3月31日(日)15時キックオフ、大井第二球技場、入場無料雨天決行、屋根付きスタンド有。皆様と共に慶應ソッカーの意義を確かめていく一歩にできればと思っています。

→詳細はコチラ

【所要時間:10分】
日本代表がヨルダンに負ける。
AWAYとはいえ、サッカーはわかりません。

2013年3月25日月曜日

■「iPhoneのデータ消滅。」

先週末、iPhoneが不具合を起こしデータ全て消滅。PC内(iTunes)にバックアップが残っているはずなのに、復元を何度しても出来ず…デバイスがどうのこうの?!急遽、アップルストアに自宅PC持ち込んで相談する(2日連続)も、「Windowsとの相性が…」とのこと。これで、週末の様々な予定が狂う。デジタルデバイスだけに頼ってはいけないと痛感。そして何よりも、人生もそうですが、バックアップってのは大切です。ご注意ください。

■3月23日(土)
横浜FC・KEIOサッカースクールの体験会を実施。女の子限定の体験会は予想以上に大盛況。今後、レギュラー化を検討。女子部の学生もコーチとして頑張っていた。やっぱり、女の子は女子のコーチがいると保護者も安心のようだ。

■3月24日(日)
Cチームvs慶應BRBとの練習試合。
今週末に開幕戦を控えるBRBに完敗。
ただ、Cチームの選手にとっては刺激になったはず。

【所要時間:15分】下田グランド桜、ほぼ満開。
ファジアーノ岡山田中奏一がJ初スタメンフル出場!
決勝点のアシストも決めた。今後の活躍に期待。
F・マリノスの中町もナビスコカップでヘディングゴール。
今年は開幕からレギュラーをガッチリキープ。
慶應ソッカー部OBのJリーガーの活躍は刺激になる。

2013年3月20日水曜日

■「慶應BRB、開幕戦=早慶戦」


今シーズンより、東京都社会人1部リーグを戦う慶應BRB331日(日)の開幕戦の相手は、早稲田ユナイテッド。何の因果か、東京都サッカー協会の粋な計らいか、開幕戦=早慶戦となった。2010年に慶應BRBがゼロから再出発し、早稲田Uとリーグ戦で戦う日が来た。早稲田Uには、昨年、早稲田インカレ日本一メンバー白井豪選手など数名が加入。正直、現時点では早稲田Uが間違いなく格上。ただ、いつの時代も、基本的には下馬評は早稲田有利。それでも粘って勝利を掴むところに、早慶戦の醍醐味がある。
Jリーグにもない、大学、高校サッカーでも見られない、社会人サッカーならではの熱いsomethingを是非、ご覧下さい。応援、宜しくお願い致します!

2013331日(日)15:00キックオフ
東京都社会人1部リーグ第一節vs早稲田ユナイテッド
場所:大井第二球技場→詳細コチラ

【所要時間:15分】
今からワクワクする。
真剣勝負の場に感謝。

2013年3月18日月曜日

■「座間高校TRM/PUMA CUP決勝」

3月17日(日)12:00 座間高校45×2本。
→1本目1-3/2本目0-3 合計1-6
御殿場遠征明けで疲れているとはいえ、情けない試合をしてしまった。今日のTRMまでが御殿場遠征でなければいけなかったのに、残念な結果。開始10分で2失点は論外。戦術云々に、試合の入り方の問題。高校生相手に惨敗して、さすがに選手も何かを感じたはず。
※試合前、座間高校の監督と雑談。4年生雨宮の話から始まり、県立高校としての選手獲得の難しさ、そして、部員120名を越す大所帯を運営する労力。どこのチームも様々な課題を抱えながらチーム運営をしている。

■日吉から代々木体育館へPUMA CUP決勝へ向かう。
初歩的なミス。代々木体育館(原宿)と東京体育館(千駄ヶ谷)を間違えて、結局、千駄ヶ谷からタクシーで代々木体育館へ。慌てる乞食は貰いが少ない。
会場に着くや否や、フウガすみだが先制。しかも、暁星出身11カズマのビューティフルゴール。その後、名古屋に直ぐに追い着かれるも、フウガが追加点を奪い、名古屋が追い着き2-2で延長戦突入。Fリーグ王者と堂々と立ち向かうフウガ。しかし、延長に入り、自力で勝る名古屋が逆転に成功して2-3。ただ、ここから粘るフウガ、選手一人一人の気持ちが強い。試合終了まで残り4秒、右サイド敵陣で得たキックインを8番太見がニアでねじ込んで劇的同点弾。そして、PK戦へ。名古屋の優勝。ただ、代々木体育館の観客の多くの心に、今日のフウガすみだの戦う姿は焼き付いたはず。試合直後、名古屋の選手と監督のもとに、足早に挨拶に行く須賀監督の姿がそこにはあった。関係者の皆様、お疲れさまでした。
【所要時間:25分】
いいもの見せてもらった。
少々、涙腺がゆるんだ。

2013年3月17日日曜日

■「BRB Over40、キックオフ」

サッカー日和。
3月16日(土)下田グランドにてBRB Over40発足に向けたキックオフ!H6年卒の新崎さんが発起人となり、今後、徐々に本格的に活動がスタートしますので、皆様、宜しくお願いします。慶應の小学生からシニアまで、各カテゴリーが日本一を目指し、生涯文武両道を掲げるクラブが理想です。
本日、ご出席して頂いた方々、ありがとうございました。また、グランドで必ず会いましょう。
※ウォーミングアップで左足首をまた痛めた。情けない。

【所要時間:15分】
久しぶりに、一つ下の福本にグランドで会う。子供二人も大きくなってたし、何よりも福本自身がちょっと立派になっててビックリ。

2013年3月14日木曜日

■「PUMA CUP、フウガすみだの挑戦」


フットサルの天皇杯PUMA CUP。Fリーグを抑えて、須賀監督率いるフウガすみだがベスト8入り。今週15日(金)~17日(日)@代々木体育館での決戦。Fリーグ勢に対してどこまで戦えるか、非常に興味深い。金曜勝ったら、土日応援に行きたいなぁ。

【所要時間:10分】
CL、バルサvsレアルみたい。

2013年3月13日水曜日

■「未来への種まき」

日経電子版の記事を抜粋。来年からJ3が出来て、全国からJリーグを目指すチームが更に増える。(→詳細記事(Jリーグ、宮崎以外は…) 日本全国、全てのクラブチームがJリーグを目指す必要はないと思う。プロとしての経営が成り立たないチームまでが、Jリーガーという夢を餌に選手を雇うのは、健全とはいえないと思う。とは言いつつも、一方でJリーグという夢に向かって、地域が一つになり、子供に夢を与える光景は素晴らしい。

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●未来への種まき…サッカー人が地域とともに見る夢 2013/3/6  

「人づくり」は企業社会にもスポーツの世界にも通じる大きなテーマだろう。今回は選手を育てる土壌となるクラブの在り方について考えてみたい。「サッカー人の、サッカー人による、地域の人々のためのクラブ」をつくってみたいという話だ。 山本昌邦氏

会員数、2000人超えるクラブに成長
 身内の話で恐縮だが、私には浩義という弟がいる。その弟が静岡県沼津市で運営するのが「アスルクラロ沼津」というサッカークラブだ。23年前に近隣の幼稚園児を集めて弟がひとりでスクールを開いたのが始まりだった。 1期生の幼稚園児たちが小学生になると小学生の部ができ、中学生になると中学生の部ができた。高校生になると、そこから先は提携していたJリーグのジュビロ磐田のユースや高校のサッカー部に後を託す形をとってきた。そうやって地道に活動を続けている間に今や会員数が全国各地に2000人を超えるクラブに成長した。
 クラブを巣立ったOBたちの中から、大学などを卒業して地元にUターン就職する子も増えてきた。そういうOBが集まって「おれたちもサッカーしたいよね」という話になり、社会人登録して静岡県リーグの下の方から活動を始めるようになった。すると、じわじわと県内で順位を上げて昨年は東海リーグ2部で2位になり、今年から東海リーグ1部で戦えるようになった。
夢のJリーグの尻尾くらい見えたか
 この上のリーグといえば、もうJFLになる。その上は来年から新設予定のJ3だから、夢のJリーグの尻尾くらいは見えるところに来た感じなのだ。 上のリーグにいけばいくほど道は険しくなる。勾配もきつくなる。実力的に強いチームが待っているし、出費もかさむ。JFLのような全国リーグで戦うとなると運営費、移動費、宿泊費など、やり繰りの難しい固定費が大きく膨らむ。
 スタジアム等の問題もある。J3くらいになるとハードもそれなりのものが要求され、基準をクリアしないと仲間に入れてもらえない。「ここから先は無理だよ」と言ってくる知人は私の周りにも大勢いる。
 しかし、地域に種をまき、地域に根差した大きな花を咲かせるという、ボトムアップ型の自立(律)したクラブをつくるのは、サッカーに携わる人間なら誰しも描く夢だろう。
 コンピューターゲームでも自分好みのサッカークラブをつくろう、というゲームソフトが人気だと聞く。弟たちは、バーチャルではなくリアルな世界でそれをやろうというわけだから、本当に夢のある話だと思う。
目的は選手育成とコーチの仕事の確立
 もっとも、弟たちも最初からJクラブを目指す、という大それたことを考えていたわけではない。今もそうだが、一番の目的は選手を育てることであり、その育成を担うコーチの仕事を職業として確立することだった。
 その目的に沿って子供たちと同時にコーチも育てているうちに一つ一つ階段を上がることになり、気がつけば、社会人のトップレベルに近づいていた、という感じなのだ。赤ん坊がどんどん大きくなるようにアスルクラロも自然に身の丈を伸ばしてきた。
 では、この先、このクラブをどういう方向に発展させるべきなのか。地域に根付いた育成型クラブという根本は絶対に外せないと思う。
 一般的に、プロ選手をプロのコーチが指導するのは当たり前でも、子供はボランティアの先生や親御さんの指導で十分だと思われがちだ。
 しかし、子供を伸ばすということも実はかなり高度な能力が必要で、真剣にトレーニングの中身を考え、準備しようとすれば相当なエネルギーを使う。
 惰性でやると、飽きっぽい子供はすぐに見抜いてそっぽを向いてしまうし、指導の中身も世界の潮流を見据えながらアップデートしていかなければならない。片手間でやれることでは決してない。
育成年代の指導、プロコーチが担えれば
 日本がサッカーの世界の頂点に立つには底辺の育成環境を良くすることは何より大事。そういう意味では育成年代の指導もプロのコーチがしっかりやれるようになれば、今より確実にレベルアップするはずなのだ。 世界的に見れば、そこまでの体制が取れている国は実は多くない。世界に先駆ける形で6歳でも8歳でも10歳の子供でも、教えるのはプロのコーチ、といえる体制がとれたら、もっと早く世界の頂点に近づけると思うのである。
 弟たちとディスカッションしていると、運営形態でよく話題になるのがスペインのFCバルセロナだ。メッシやイニエスタ、シャビら名人クラスの選手を擁し、華麗なパスサッカーで世界中のサッカーファンを魅了する同クラブは、その運営もユニークだ。 カタールの財団や世界に名の知れた大企業がスポンサーとなり巨額の運営資金を提供する一方で、ソシオと呼ばれるクラブ会員が会費を納める代わりにトップである会長選挙の選挙権と被選挙権を持つのである。選挙という手段を介しながらソシオによる“自治”が可能になっているわけだ。
J1大手の強み、出資企業の後ろ盾
 もし、これが日本でもできたら、どんなにすごいことだろう。地域から世界に羽ばたくクラブ、町づくりの中心にサッカークラブがある都市。そんな趣旨に賛同してくれるソシオ会員を募り、少額の会費を広く薄く集め、クラブの財政基盤にする。
 クラブの会長は自分たちが暮らす地域とクラブについて一番理解があると思う人をソシオ会員が選ぶ。選任された会長はゼネラルマネジャー(GM)を選び、GMは監督と選手を集めてチームを強くする。主力は子供のころから自前で育てた選手たち。 こんなクラブができたら、真の地域密着型のクラブになれるだろうし、成功すれば日本全国にその仕組みを広げて同じ仲間を増やすことができるかもしれない。 既存のJクラブ、特にJ1の大手の強みは、なんだかんだといっても、出資企業の後ろ盾があることだろう。経営の安定感は、後ろ盾を持たないJ2の中から下のクラブとは段違いだ。 一方で、育成型の地域クラブに生き残りの可能性を感じるのは、国際サッカー連盟(FIFA)が選手の移籍金(違約金)を受け取る対象を、直近に在籍したクラブだけでなく、育成したクラブまでさかのぼって分配する制度を作ってくれたことがある。
広島、移籍金ビジネスうまく回転させ強化
 香川(マンチェスター・ユナイテッド)クラスの選手を育てられたら、その移籍金でナイター照明とか芝生の張り替え費用くらいは簡単にできてしまう。 そこまで話を大きくしなくても、例えば、日本でも、Jリーグの広島はそういう移籍金ビジネスをうまく回転させているクラブだ。 選手を育て、移籍金で得たものをユースの寮や練習施設の拡充にどんどん投資していった。それが昨年、Jリーグ・チャンピオンという形で実を結んでいる。 国の政策も総合型スポーツクラブの育成を後押ししている。アスルクラロもサッカー以外にテニス、新体操の部門があり、登山教室なども開いている。
 地域住民が健康的な生活を送るのに寄与できるような、いいノウハウを持ったモデルクラブにアスルクラロもなってくれたらと思う。 こういう夢や目標を語ると「無理だよ」という人はいつの時代、どこの場所にもいるものだ。しかし、いくら国が政策を打ち出して笛や太鼓を鳴らしても、実際に踊るのは現場である。
踊る勇気に踊りたいと声上げる人いてこそ
 踊る勇気を持ち、踊りたいと声を上げる人がいることで政策にも血が通う。今の日本は何をやるにも冷笑が先に来る社会になっている気がするから、よけいにそんな空気にスポーツで風穴を開けたい気持ちがわいてくる。 まだ、ソシオの仕組みを十分に理解しているわけではないし、日本でどうやって定着させるかはやってみないと分からない、トライアルの部分が大きい。バルサ方式がすべて素晴らしいとも思わない。 だが、ゴール裏で応援するだけでなく、クラブ運営にもっと直接的にかかわる手応えを持ってもらい、先祖代々、このクラブを支えてきたのは自分たちだという誇りを市民に持ってもらえるようなクラブになれたら、下のリーグに落ちてもクモの子を散らすようにファンが離れていくこともないだろう。スポンサー企業が離れたから消滅、ということにもなりにくいのではないか。 自分たちで選ぶ、決める、生み出す、そういうプロセスの中からワールドカップに出るような選手を育てられたら、本当に地域の宝として誇らしい気持ちを持ってもらえると思う。
人々の交流エネルギー、全国に
 仕事柄、サッカーの指導で日本全国を旅することが多いが、どこの地域でも感じるのは子供の活気くらい社会にパワーを与えるものはない、ということだ。勝つことも大事だけれど、人を育てる楽しみはもっと大きい。 アスルクラロでは子供の送迎を定年になったおじいちゃん世代の方がバスを運転してくれている。子供たちにも、おじいちゃん目線で接してくれている。あいさつをしっかりする大切さを教えてくれたり、頑張っているな、と声かけてくれたり……。
 1人の選手が育つ過程では、サッカーのコーチだけでなく、本当にいろいろな人の手がかかっているものだ。選手は子供のうちはそのことになかなか気づかない。
 でも、中学生や高校生になると、そういうものがだんだんと見えてくる。そういうことに気づく選手、素直に感謝の念が持てる選手に、プロに成った後、大成する者が多い。
 運転手のおじいちゃんも自分が送り迎えした子供が大きくなってJリーガーや欧州のクラブで活躍する選手になってくれたら、元気の素になるだろう。
いずれはアジアにも広げたい
 クラブとは本来、人間のそういうエネルギーが活発に動き、交流する場だと思うのである。そういう熱を持った場所が全国津々浦々にできたら……。 いずれは、そういうエネルギーをアジアに広げたい気持ちもある。 アジアの国々にはプロチームの下部組織はあっても、一般の子供向けのサッカー教室的なクラブはまだ少ない。これから経済が上向きになり、中間層が豊かになれば、日本で起きたような需要が必ずアジアでも起こるだろう。 そのとき、日本サッカーが培ったノウハウはきっと役に立つ。体つきや俊敏で器用といった特性が同じアジア同士似ているからだ。
 東南アジアの国々はこれまで英国など欧州からサッカーのコーチなどの指導者を招くことが普通だった。が、欧州の指導方法より日本のそれの方が絶対に合うはずなのだ。
 世界一になった「なでしこジャパン」はその見本だろう。東南アジアの女性たちにドイツやアメリカのようなサッカーをさせようとしても無理だが、小さくてもすばしっこい動きで相手を翻弄(ほんろう)する“なでしこスタイル”なら追求できるはずだ。
子供の能力引き出し、伸ばす環境整備
 そんな話を昨年、ベトナムで開いたサッカー教室で現地のサッカー関係者に向けて「成功は約束できないけれど、成長は約束できる」とスピーチしたら反響は大きかった。
 日本もアジアも子供には無限の可能性がある。地域格差を理由にせず、子供の能力を引き出す、伸ばす環境を整備する。足元である地域で、100年先に向けて、明るい種をまく。それは、われわれ、大人の責任だと思うのである。
---------日経電子版 
【所要時間:20分】

2013年3月10日日曜日

■「中町マリノスvs陽介エスパルス」

中町と河井のマッチアップ。しびれました。
マリノスは絶好調。マチが攻守のバランスを保つ。
エスパルスは河井の復調で上昇して欲しい。

【所要時間:5分】
慶應卒Jリーガーの活躍が現役選手の刺激。

■「日吉練習/Newトレーニングシャツ」

本日、トップ、アカデミー、Cチームの練習。
(Bチームは国学院大とのTRM@AWAY)
花粉症で、大変失礼とは思いつつ、マスク着用でグランドに。
(眼がショボショボ。目玉取り出して水で丸洗いしたい。)

今期から、トップチームのみトレーニングシャツを全て揃えた。須田監督就任時から、揃えたい・揃えるべきとの相談はあったものの、費用負担の問題もあり、二の足を踏んでいたが、今期ついに実現。ちなみに、シャツ(FP グレー・紺・グレー/GK赤・赤・赤)はチーム保有の個人管理。(選手の自己負担はほぼゼロ)
今までは、ユース出身者は出身チームのジャージやユニを着たり、各自、皆、バラバラだった。今までの高校・ユースとは違う「慶應ソッカー部」の選手であるという自覚。チームを代表するという誇りと責任を日々の練習から意識して欲しいと思う。あえてトップだけにしたのも、「差」をつけることで、今期のスローガンでもある「KYOSO」の喚起を狙う。もちろん、用具を大切にするという基本的なことも含めて選手は今一度、考えて欲しい。今ある恵まれた環境は、当たり前のものではないから。
※このユニフォームがカッコいいとか悪いとか、そんなレベルの話ではない。(もちろん耐久性とデザインなど、費用対効果を最大限には考慮。アンダーアーマーにも協力頂いている。)

正直、外見だけカッコつけても、中身が伴わなければ意味がない。ただ、外見は一番外側の中身。まずは、出来ることからやる。チームの勝利に少しでも近づけるのなら。
何となく、練習が締まって見えたように感じたのは、俺だけか。

武藤と松下が全日本大学選抜で
3月13日~20日までドイツへ。
三浦トレーナー治療中。

アフター練習がとにかく寂しい限り…。

【所要時間:20分】
会社同期ラグビー部コーチにグランド横で遭遇。
お互いよくやるなぁと思います。


2013年3月7日木曜日

■「ワーク・ライフ・インテグレーション」

先日、IBMの方とプライベートでお話する機会があり、その時、ワークライフ・インテグレーションという言葉を初めて聞いた。もう、ワークライフバランスとか言わないんだと。確かに、今や、仕事と生活を分けること自体が難しいし、ライフの中にワークは入っているはずだし。
そんな中、「文武両道」という言葉も、個人的には頻繁に使ってるんだが、実は何かピンと来てなかった。それは、「文」と「武」を分けるからなんだと今更ながら気づく。勉強とスポーツ(文化系も含む)はトレードオフの関係ではなく、本来は統合させることで両方を効率的に成長させるはず。とはいえ、受験勉強に集中するために、サッカークラブを一時的に休ませてしまう親の気持ちも理解できないこともないが…。
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仕事と生活を統合せよ 日本IBM社長 橋本孝之氏

2012/4/16付
日本経済新聞 夕刊

――ワークライフバランス(仕事と生活の調和)は時代遅れとお考えとか。



 「ワークライフバランスはわが社では死語になりつつある。昼はオンで夜はオフという考え方ではグローバル競争に勝てない。24時間対応が迫られており、1日の中で細かくオン・オフを切り替える必要がある」
 「私は早朝にメールをチェックし、1時間ほどジムで汗を流してから出勤する。夕方に数時間プライベートな時間を過ごし、夜9時ごろからはニューヨークとの電話会議といった生活だ。子育て中の社員も1日に何度も切り替えをする。『ワーク・ライフ・インテグレーション(統合)』を進めなければならない」
 「時間管理は引き算で行うべきだ。退社時間を決め、残された時間にIT(情報技術)も駆使して生産性を最大限に高める努力をすることが大事」
 ――実現に向けた環境整備も進めている。
 「時間と場所に縛られない働き方の導入を進めている。フレックスタイムなど用意した15通りの働き方を社員は選べる。既に社内の固定電話番号をもたないモバイル勤務の社員が7割を占める」
 「ただし部下をどう評価するかが課題。コミュニケーションを密にとり、的確に目標設定をする必要があるが、それが難しい部門もある。また、営業職では結婚・出産で内勤に変わる女性が多かった。工夫すれば女性も営業で働き続けることはできる。夜の接待は昼のランチに変えればよい」
 ――ライフの充実はワークにもプラスか。
 「人生には仕事、家庭、趣味という『3本の矢』が必要だ。仕事で失敗しても、残りの2本があれば支えとなる。2本の矢は仕事のアイデアも膨らませてくれる」
 「よき企業市民たれと、社員にはボランティアを推奨している。最近は新興国への社員ボランティア派遣にも力を入れている。こうした活動も社員と会社の成長を支えるビタミンとなる」
 ――会社にとってワークライフバランスとは。
 「会議の出席者が男性ばかりの時は『何をやっているのか』と管理職に注意する。男女、国籍を問わず多様な人材がいてこそ新しいアイデアが生まれる。それが革新的なビジネスを生み出す。成長のためにこそ、様々なライフスタイルに対応できる柔軟な働き方を用意しなければならない」
----------------日経電子版 
【所要時間:15分】CLはレアルが優勝かな。

2013年3月3日日曜日

■「TRM:横浜市立大」

3月2日(土)TRM横浜市立大@日吉16時キックオフ。
45×4本→0-1/2-0/1-1/0-0
初めて見る1年生も多い。
技術、戦術、フィジカル以上に、選手の性格が気になる。
後方からのコーチングで何度か前線からのいいプレスでボールを奪いチャンスをつくった。とにかく、TRMでは積極的なチャレンジをして欲しい。

試合前、14時からのアカデミーとBチームの練習を見た。
今年から、トップチームの中にアカデミーという1・2年生を中心としたカテゴリーを新設。新1年生が生き生きとプレーしていた。Bチームもアカデミーには負けられないはず。

【所要時間:15分】
とにかく、花粉症でキツかったです。

2013年3月1日金曜日

■「前田遼一のプロフィールが…」

前田のプロフィールがとてもわかりやすいと話題に。
確かにわかりやすい…。→詳細はコチラ(笑えます)

プロフィールで言うと、とあるサッカー雑誌のJリーグ選手名鑑。
ベガルタ仙台が徹底している。⑦スパイクのブランド名の質問に対して、ユニフォームのサプライヤーであるアシックス以外を履いている全ての選手が回答無し。ここまでやるか!



ちなみに、他のチームでここまで徹底している所はない。

見慣れない笑顔を発見

初ゴールみたい。

【所要時間:15分】
国王杯、レアルがバルサを圧倒。
レアルのカウンターが凄い。