第20節 vs専修大学
13:50 @古河市立古河サッカー場△1-1(1-1)専修大学
17分 専大 大西佑亮(北爪健吾)
34分 慶大 日高慶太(PK)
強い雨の中、古河サッカー場での一戦、相手は首位専修大。
専修大のスピードと高さ、パワーに圧倒されつつも、何とか引分けに持ち込み勝点1を死守。最後まで粘り強く戦い抜く、泥臭い慶應サッカーを、久しぶりにみたような気がする。
序盤、緩んだピッチに戸惑う選手たち。第二試合で時間がたつにつれ悪くなる。とはいえ、水溜りでボールが走らないといった最悪の状況ではない。最初に決定機をつくったのは慶應、13分大塚→森田が抜け出すもブロックされる。その直後、17分に右サイドからのアバウトなセンタリングを相手FW39が頭でねじ込み先制点を奪われる。フリーでセンタリングを上げさせてはダメだ。なかなかいつものポゼッションサッカーが展開できないものの、前線からの粘り強い守備から、右サイドで何度かチャンスをつくる。34分河井のスルーパスに田中が抜け出し、GK1対1となり倒されPK獲得。プレッシャーのかかるPKを慶太が落ち着いて決めて同点に追いつく。その後、一進一退の攻防で前半を1-1で折り返す。
後半、パワーに勝る専修大に押し込まれ防戦一方。慶應はキックがDFラインの裏まで飛ばない。専修大の両サイド⑭⑦のスピードに対応するので精一杯で、サイドから起点がつくれず。苦しい状況の中、河井が個人技で相手DFラインを切り裂くも、決定的なチャンスはつくらせてもらえない。61分交代出場の風間がサイド突破をするも、ゴール前を固められシュートが打てない。決定的なピンチを、何度も何度も体を張ったディフェンスでしのぐ。GK中川のファインセーブ、黄、増田のゴール際での間一髪のクリア、最後まで集中力を切らせず、何とか引分けに持ち込んだ。前半は五分五分だったが、後半は慶應シュートゼロ、専修大10本。
試合後の選手の話を聞いてると、専修大のパワーとスピードは本物だと感じたようだ。決して勢いで首位を走っている訳ではないと。そして、何よりも、慶應の選手は、インカレ出場(4位以内)ではなく、優勝を狙っていた。まだ、その可能性は残っている。
次節、11月27日(日)早慶戦@西が丘13:50、最高の舞台。
全員で勝ちにいく。
【慶應先発】
GK 中川翔太(4年・國學院久我山高)DF 黄大城(4年・桐生第一高)
DF 松岡淳(3年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 笠松亮太(4年・東京ヴェルディユース)
DF 田中奏一(4年・FC東京U-18)
MF 藤田息吹(3年・藤枝東高)
MF 増田湧介(1年・清水東高)
MF 日高慶太(4年・桐蔭学園高)
MF 河井陽介(4年・藤枝東高)
MF 森田達見(3年・川崎フロンターレU-18)
FW 大塚尚毅(4年・滝川第二高)
【慶應サブ】
GK 小島一輝(4年・愛知高)
DF 赤木努(3年・大宮アルディージャユース)
DF 松下純土(2年・國學院久我山高)
DF 甲斐公博(3年・横浜F・マリノスユース)
MF 山浦新(1年・東京ヴェルディユース)
FW 風間荘志(4年・暁星高)
FW 川久保理(3年・國學院久我山高)
【慶應交代】
61分 森田達見→風間荘志
90+1分 日高慶太→松下純土
須田監督、囲み取材。 |
【所要時間:35分】寒い中、応援ありがとうございました。