試合終了後、崩れる早稲田イレブン |
第21節 vs早稲田大学 13:50 @国立西が丘サッカー場
△2-2(0-0)早稲田大学
【得点者(アシスト者)】
50分 早大 島田譲
56分 早大 島田譲(奥井諒)
61分 慶大 風間荘志
64分 慶大 笠松亮太(河井陽介)
早慶戦はやっぱり西が丘に限る。
自分が現役4年生の時、最後の入替戦を少し想い出す。
プライドと意地のぶつかり合い。いい試合だった。
早稲田は思ったよりも前線から激しいプレスを掛けて来ない。今年2回の早慶戦で、立ち上りからプレスを掛け続け、後半息切れした経験からか…。慶應は落ち着いてボールを回す。13分FKからこぼれ球を黄→風間→河井のシュートは枠外。18分エリア手前中央、FKを黄が直接狙うも枠外。右サイド田中が対面の⑩と序盤から激しくせめぎ合う。大塚、風間のツートップが体を張ってボールをおさめ、両サイドを崩しに掛かるも、なかなか中央で合わせられない。
後半4分、FKから直接決められ先取点を奪われる。直後の11分、左サイドからの折り返しを中央で合わされ追加点を奪われ0-2と突き放される。早稲田イレブンがスタンドに駆け寄る。ベンチからは、古賀監督含めスタッフが歓喜で飛出す。珍しい光景、この試合に賭ける早稲田の思いが爆発する。早稲田イレブンの歓喜を横目に、キックオフを待つ慶應イレブン。苛立ちを抑えて、反撃の狼煙を上げる。15分河井のスルーパスに風間が抜け出し、GKをかわしてゴールネットに突き刺し1点を返す。3分後、右サイド河井のCKを主将笠松が頭で合わせて同点に追いつく。流れは一気に慶應ペースに傾くかと思われたが、早稲田も鋭いカウンターからチャンスをつくる。残り5分、慶應自陣でのファールからFKで何度かピンチを招くも何とか守り切り2-2の引分け。2点を先に奪われても、冷静に追いつける、これが、後期1敗しかしていない慶應の強み。自分たちの力を信じて戦うことができる。
早慶戦に勝って、インカレ出場を決めたかった。ただ、引分けで勝ち点1を獲得したことで、最終節、筑波大に勝てば自力でインカレ出場権を掴むことが出来る。最終節のつもりで、毎試合戦おう。と言い続けてきたが、ついに、来週最終節。
インカレ、自分たちの力で掴み取る。
【慶應先発】
GK 中川翔太(4年・國學院久我山高)
DF 黄大城(4年・桐生第一高)
DF 松岡淳(3年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 笠松亮太(4年・東京ヴェルディユース)
DF 田中奏一(4年・FC東京U-18)
MF 藤田息吹(3年・藤枝東高)
MF 増田湧介(1年・清水東高)
MF 日高慶太(4年・桐蔭学園高)
MF 河井陽介(4年・藤枝東高)
FW 大塚尚毅(4年・滝川第二高)
FW 風間荘志(4年・暁星高)
【慶應サブ】
GK 辻柾次(3年・近畿大学附属和歌山高)
DF 甲斐公博(3年・横浜F・マリノスユース)
MF 山浦公裕(3年・FC東京U-18)
MF 山浦新(1年・東京ヴェルディユース)
MF 松下純土(2年・國學院久我山高)
FW 森田達見(3年・川崎フロンターレU-18)
FW 川久保理(3年・國學院久我山高)
【慶應交代】 なし