2011年2月21日月曜日

■「天皇杯予選:早慶戦勝利。長い長い戦いのはじまり。」


いつか、これが、クラシコと言われる。

東京カップ天皇杯予選3回戦
vs早稲田ユナイテッド 14:30キックオフ@赤羽の森競技場

○2-2(1-0) PK7-6 激闘。初勝利。


試合前の全体集合、藤岡主務のコメント。
感極まる。今日、戦わないで、いつ戦うんだ。

「千布、水澤、慶一、藤安、お前ら今日は、慶應だからな。わかってるな。今日は個人対個人ではなく、早稲田と慶應という組織同士の戦い。試合中、1対1では負けることもあるかもしれないが、組織としては絶対に負けない。俺達のスタイルは俺達だけが作った訳じゃなくて、ずーっと前から脈々と作られている。このチームは俺達が生まれるずっと前から、個人では負ける相手に組織としてどう戦うかをテーマに強くなってきた。心配しなくても、どう戦えばいいかは身に染み込んでる。仲間を信じて戦おう。つらくなったら、荒鷲のエンブレムを見ろ。試合が終わった後に早稲田ユナイテッドのメンバーが『慶應BRBは80年続いてて、俺達はまだ4年だったんだ』と気づくような試合をしよう。」と。

前半20分ごろに、毛利の右サイド突破から左サイドの吉田タカに絶妙なセンタリングを決め切れず、混戦になったところを、甲斐がゴールに突き刺し先制。前半を1-0で折り返す。後半、早稲田が仕掛けてくるも、最終ラインで体を張ったディフェンスでしのぐ。後半18分頃、カウンターから毛利が左サイドを突破し、GKと1対1となり、気持で押し込み2-0と突き放す。ただ、このまま終わらないのが早稲田。25分頃、素早いリスタートからディフェンスラインの裏を突かれて1点返される。なおも、5分後、豪快なミドルシュートを決められ2-2の同点。ここで、慶應BRB全員が試合前の藤岡さんの言葉を思い浮かべたはず。流れが早稲田に傾くかと思いきや、慶應が反撃、決定的なチャンスを2度掴んだが決め切れず、PK戦へ。慶應BRBは全員が決め、勝利した。スタジアムの決して多くはない観客の方々から、大きな歓声と拍手が沸き起こった。いい雰囲気だった。

最後に、やっぱり早稲田ユナイテッドの存在に感謝したい。
より大きな舞台で、この戦いは永遠に続くだろう。
ライバルがいるから、夢があるから、強くなれる。
→2011東京カップ 初戦 ~早慶戦 歴史的敗北~

★慶應BRBの課題も沢山ある。
 選手層、チーム運営、戦い方、あらゆる面でレベルアップが必要。

■スタメン
     甲斐 毛利
吉田タカ       慶一
    小坂井 市川
ゲンキ 水澤 千布 大野
      藤安

Sub:中村、松本、藤岡、ガリ、吉田航(監督)、富永
※選手交代なし。

MOM:毛利。2得点に絡む。
     そして、平日フットサルの運営に感謝。


アップから集中していた。


序盤から一進一退。相手両サイドバックを下げさせることでリズムを掴んだ。


甲斐のガッツポーズ。(パクリ) もう少し品格を求めたいところだが、許す。しかし、試合中ユニフォームを何度となくパンツに入れていたが、そもそも、なんで、そんなに出てきちゃうのか…?


ハーフタイム。最年長36歳大野は黙々とストレッチしていた。


左サイドのゲンキの上りがボディーブローのように利いていた。


毛利の執念のドリブル突破から2-0と突き放したが・・。


同点に追いつかれた後は撃ち合い。両チーム決定力を欠き、PK戦へ。




PK戦、勝利の瞬間。


ロッカールームで部歌。


赤羽の森スタジアムは、スペリオ城北(東京都2部)のホームスタジアム。西が丘のすぐ横に、こんなグランドあったとはしらなかった。上は、スペリオ城北のマスコットキャラクター。専用バスもありましたね。本気で、Jを狙っている模様。ちなみに、監督は明治大学で監督をやられていた吉見氏。この日は、東京蹴球団に1-2で敗れました。


これ、うちの親父。写真撮れと、うるさいので。
しかし、早稲田のフラッグをどこから持ってきたのか。
一応、慶應OBではあります。

【所要時間:50分】
関係者の皆様、ありがとうございました。
特に、午前中、東大での練習に参加して、試合に駆けつけてくれた中村さん、松本さん、ガリさん、吉田航さん、ありがとうございます。