2010年5月15日土曜日

■「リーグ戦⑦vs筑波大 5失点」


晴天の西が丘。 むなしい青空となった。

関東大学サッカーリーグ戦第7節
vs筑波大学11:30@国立西が丘サッカー場
×1-5 筑波大学 悔しい、力出し切ってないから。
→公式記録はコチラ

 
藤田息吹が→U-19日本代表 オランダ遠征メンバーに選ばれ試合に出られず。怪我人も何人かいる中での連戦が続く。
厳しい状況ではあるが、新しい選手がチャンスを掴み、結果を出し、チーム力を底上げしなければいけない試合のはずが、残念な結果に終わってしまった。
開始直後の失点。もう一度、試合への入り方を考えたい。公式戦の前だけでなく、毎日の練習への入り方も影響しているはずだ。
前線からのプレスが全く機能せず。サイドバック&サイドハーフの連携、相手ゲームペーカーへのアプローチ、ツートップへのクサビへのアタック&カバー。前線でボールが奪えず、慶應は、悪いボールの奪われ方で、カウンターを何度も喰らい、結局、終わってみれば5失点。
1点取られて動揺するなと!なぜ、やられたのか、残り時間でどう対応すればよいのか?くよくよする前に、下を向く前に、自分たちで考えてコミュニケーションをとる。どんな強い相手でも、絶対にスキはあるはず。今日の試合でも、後半、筑波大の選手は2~3人、足をツッていた。それくらい、前半から飛ばしていた訳で、前半0-1、せめて0-2で折り返していれば、後半同点に追い付けるチャンスは十分あったと思う。そのチャンスを自ら諦めてしまったように思える。
CKから横川がヘディングで合わせて、一矢を報いた。この1点の意味は、次節以降にわかる。
 
 
【得点者(アシスト者)】
3分 筑大 赤崎秀平(上村岬)
14分 筑大 上村岬(小澤司)
20分 筑大 原田圭輔
55分 筑大 森谷賢太郎
70分 筑大 赤崎秀平
79分 慶大 横川達郎(河井陽介)

【慶應先発】
GK 中川翔太(3年・國學院久我山高)
DF 黄大城(3年・桐生第一高)
DF 三上佳貴(4年・藤枝東高)
DF 笠松亮太(3年・東京ヴェルディ1969ユース)
DF 田中奏一(3年・FC東京U-18)
MF 松下純土(1年・國學院久我山高)
MF 山浦公裕(2年・FC東京U-18)
MF 森田達見(2年・川崎フロンターレU-18)
MF 河井陽介(3年・藤枝東高)
MF 川久保理(2年・國學院久我山高)
FW 風間荘志(3年・暁星高)

【慶應サブ】
GK 小島一輝(3年・愛知高)
DF 金房拓海(4年・慶應義塾高)
DF 岩田修平(1年・名古屋グランパスU-18)
MF 横川達郎(4年・渋谷教育学園幕張高)
MF 加美義人(4年・済美高)
MF 大塚尚毅(3年・滝川第二高)
FW 大森純希(4年・都立駒場高)

【慶應交代】
61分 森田達見→大森純希
61分 川久保理→横川達郎
84分 山浦公裕→加美義人



戦う準備。
 


試合への入り方。
体が動くことは当たり前。頭の整理、戦術的な確認、自分の対面との最初のコンタクトとカケヒキが極めて重要。開始10分の集中力が慶應の強みのはず。



筑波のサッカーはシンプル。当たり前のことを、当たり前にやる「技術とフィジカル」がベースにある。


両サイドの攻防。相手ボランチへのアプローチ。
全てにおいて後手後手に回ってしまった。
 




筑波大学の胸には、土浦市に本社を置くホームセンター「JOYFUL HONDA」がスポンサーとして付いている。練習ジャージから全てにスポンサーロゴがあった。大学スポーツもスポンサー企業と一緒に成長していく必要があると思う。地域貢献にも繋がるし、選手の社会性を高めることにも繋がるはず。国立大学でもやってるわけで、慶應大学がNGな理由がわからん。何とかしたい。
  
《次節》
2010/05/19(水)リーグ戦第8節 
vs明治大学17:50 @熊谷スポーツ文化公園 陸上競技場
正念場!明治は今、一番実力があるチーム。
 
【所要時間:45分】筑波に何十年も勝っていない。 

2010年5月14日金曜日

■「新入社員歓迎会的な夜」


六本木某所に集まる若人たち。50人以上いたな。

新入社員の歓迎会に参加。
まだ、配属も何も決まっていないが、とにかく歓迎してしまう。
新入社員の会なのに、一番、前のめりだったのは2~5年目の若手社員。エネルギーあるなと感心。
ただ、自分たちが楽しんでいるだけかもしれんが…。
新入社員の成長が著しかった。入社直後に飲んだ時とは明らかにたち振る舞いが違った。リーダー、サブリーダーの教育の賜物だと感じる。リーサブ制度、これ素晴らしい新人教育システムだと思う。


先輩方が色々なお酒の飲み方を指導。


色々ありますなぁ。勉強になります。
吸引力の落ちない唯一の○○。


異様な熱気に包まれる。
 

これ、新入社員ではなく若手社員。
  

一切、強要はしていないのだが、結局、こうなる。
それはそれで良いと思う。想い出がいっぱいになるから。


「右足に夢を、左足に根性を。」
「夢あっての現実、現実あっての夢。」

新入社員の言葉に、心打たれる。

【所要時間:20分】

■「啐啄同時(そったくどうじ)」



まだ読み途中。
「啐啄同時」という言葉が冒頭に出てくる。

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 禅の言葉に「啐啄同時」というのがあります、5月は野鳥にとっては子育ての時期です、卵の中のヒナ鳥が殻を破ってまさに生まれ出ようとする時、卵の殻を内側から雛がコツコツとつつくことを「啐」といい、ちょうどその時、親鳥が外から殻をコツコツとつつくのを「啄」といいます。雛鳥が内側からつつく「啐」と親鳥が外側からつつく「啄」とによって殻が破れて中から雛鳥が出てくるのです。 両方が一致して雛が生まれる「機を得て両者相応じる得難い好機」のことを「啐啄同時」というのです。親鳥の啄が一瞬でもあやまると、中のヒナ鳥の命があぶない、早くてもいけない、遅くてもいけない、まことに大事なそれだけに危険な一瞬であり啐啄は同時でなくてはなりません。
-------こちらのサイトより抜粋


先週のBチームの紅白戦の内容があまりに悪く、どうしたものかと思っていたら、上記言葉に出会う。なんとなく、わかる気がした。

【所要時間:15分】
空気を読まずに、本を読めとはよくいったものだ。

2010年5月12日水曜日

■「プチ送別会」



某新聞社T氏と飲む@Scout。
人事異動の季節でして、結果的に送別会になってしまった。
いやいや、長きにわたり、本当にお世話になりました。
っていうか、逃がしませんので、これからも宜しく。

【所要時間:10分】
色々、勉強になりましたし、勉強しなきゃいけないんだと思いました。

■「中町公祐 また、点取った。」

マチがまた点取った。これ、お見事。貴重な同点ゴール。

間違いなく、トラップする前にゴールイメージしている。

ちなみに、解説、野々村さん。ソッカー部OB繋がりで最高。

以下、インタビュー記事がありました。彼らしいかな。

■【J2日記】 福岡:心の中に流れる熱い気持ち(10.05.10)
「福岡に馴染めるかな」。今だから言えることだが、中町公祐に失礼を承知で明かせば、それが彼に対する私の第1印象だった。初めて会った中町から都会の香りが漂っているように感じたからだ。福岡は熱く激しいプレーヤーを好む土地。熱さを表面に出さない都会的なスタイルが福岡のサポーターに受け入れられないのではないかと感じたからだ。→続きはこちら

【所要時間:10分】得点感覚って、英語で何だろう。

2010年5月9日日曜日

■「リーグ戦⑥vs拓殖大学 勝利」


夏のような暑さ。


関東大学サッカーリーグ戦
第6節 vs拓殖大学11:30 @国立西が丘サッカー場

○ 3-0拓殖大学 完勝とはいえないが貴重な勝ち点3
→公式記録はコチラ

2勝2敗1分で迎えた今日の試合。
拓殖大は、6節終了して全敗、得点ゼロだが、試合内容は決して悪くないチーム。油断しなのはあたり前だが、立ち上がりとにかく集中して、相手を圧倒すべしと試合に臨む。

序盤から、相手DFラインの裏にツートップが侵入し慶應ペースで試合を運ぶ。悪くない立ち上がり。前半21分、右サイドを山浦、田中のコンビで崩し、田中のセンタリングを藤田がヘディングで合わせて先制。(田中は怪我からの復帰戦だったが90分間戦い抜いたことは評価できるが、無駄なイエローが悔やまれる。つけが必ず来るから…。)
その後、決定的なチャンスが何度かあったものの追加点を奪えず。逆に、拓殖大の精度の高いFKから再三ピンチを招くも、何とかGK中川を中心に凌いで前半1-0で折り返す。前半、追加点を奪うだけの貪欲さが必要。審判の判定基準が安定せずに、試合がバタバタするシーンが何度か見られた。選手はとにかく、試合に集中するだけだ。
後半9分に相手FKから決定的なピンチを招くものの、相手のシュートミスに助けられる。そして、後半11分、深澤の突破から、最後は風間がこぼれ球を左足で流し込み追加点を奪う。ただ、その後も試合の主導権を完全に奪うことはできず、後半19分には拓殖大にミスを突かれてGKも抜かれ無人のゴールに流しこまれるも、主将三上がゴールライン際で死守してピンチを防ぐ。終了間際、45分に川久保の突破から、河井が押し込んでダメ押しの追加点を奪って試合終了。結果を残したFW風間、川久保、そして、今期初スタメンで存在感を見せつけた松下(1年)らの、次節以降の活躍に期待。もちろん、加美(4年)もだ。
 

【得点者(アシスト者)】
19分 慶大 藤田息吹(田中奏一)
55分 慶大 風間荘志
89分 慶大 河井陽介(川久保理)

【慶應先発】
GK 中川翔太(3年・國學院久我山高)
DF 黄大城(3年・桐生第一高)
DF 三上佳貴(4年・藤枝東高)
DF 笠松亮太(3年・東京ヴェルディ1969ユース)
DF 田中奏一(3年・FC東京U-18)
MF 藤田息吹(2年・藤枝東高)
MF 松下純土(1年・國學院久我山高)
MF 山浦公裕(2年・FC東京U-18)
MF 河井陽介(3年・藤枝東高)
FW 風間荘志(3年・暁星高)
FW 深澤良(4年・清水東高)

【慶應サブ】
GK 小島一輝(3年・愛知高)
DF 金房拓海(4年・慶應義塾高)
DF 岩田修平(1年・名古屋グランパスU-18)
MF 加美義人(4年・済美高)
MF 大塚尚毅(3年・滝川第二高)
FW 森田達見(2年・川崎フロンターレU-18)
FW 川久保理(2年・國學院久我山高)

【慶應交代】
68分 風間荘志→森田達見
80分 深澤良→川久保理
88分 山浦公裕→加美義人






前節立ち上がりやられているだけに、試合の入り方がとにかく重要だった。


拓殖大のアップ。選手一人一人がゴムを足に捲いて、広げたり閉じたりするアップは面白い。筋肉の稼働範囲を広げ、且つ、筋肉に刺激を与えることで、瞬間的な動きへの準備もできそうだ。色々あるんだなと。 (こんなサイトもありました→拓大サッカー部マネージャー日記
  



終わってみれば結果3-0だが、後半、先に点を奪われたらわからなかった。

ようやく決めたFW風間。
90分間を通じて、DFとの駆け引き、セカンドボール(クリアボール)を予測し、そして「迷い」を振り払い積極的にシュートを放てば結果は出るはずだ。
  
最後に、本日、西が丘でのアップ中に主務久保田将樹がボール拾いをしている際に、相手ベンチに落下するという事故が起きた。(自分は現場を見ていないのだが、西が丘は一段下がったところにベンチがある。) 顔面から流血しながらも、試合前にチームに余計な迷惑をかけまいと、何事も無かったかのように、一人むくっと立ち上がり、ロッカールームに姿を消した。その後、病院に運ばれ鼻骨骨折で手術をしたとのこと。今日の勝利に繋がる出来ごとだったのかもしれない。不器用な男だが信頼できる奴です。
  
【所要時間:50分】次節、筑波戦、天皇杯予選も絡む!
 
★5月15日(土) 関東大学サッカーリーグ戦
第7節 vs筑波大学11:30 @国立西が丘サッカー場

2010年5月8日土曜日

■「紅白戦@日吉」



Bチーム、10時から日吉で紅白戦。
内容が悪過ぎた。
正直、自分自身、どうしたらよいかわからない。
紅白戦に制約(タッチ制限)をつけてみたが、変わらない…。

技術的なミスというよりも、取り組む姿勢の問題。

「明確な目標」「危機感」が決定的に欠如している。

漠然と、グランドに来て、サッカーをして、仕事をして…。
しかも、やらされるサッカー。
それじゃ、高校サッカー、サッカーサークルと何が違うのか。

実に悩ましいが、5月末からはじまるIリーグに向けて何とか建て直せねば。



 

【所要時間:20分】明日、拓殖戦、必勝。

練習後、日吉から国際フォーラムのイベントへ。
盛況だった。


■「祝!中町公祐、今期初ゴール」

先日の福岡vs熊本の試合で、昨年ソッカー部を卒業したマチが今期初ゴール決めました!コンスタントに試合にも出場しており、チームの軸になりつつあります。怪我などに気をつけて頑張って欲しい!関東での試合、1試合は必ず応援に行きたい。


このダイビングヘッドは完ぺきでしょ。しかし、髪が長げーよ。

 

【所要時間:15分】町田ゼルビア吉田ムネさんも頑張ってます。

2010年5月7日金曜日

■「なぜ、麻布・開成・武蔵の受験日は同一日なのか?」

自分は高校受験なので、中学受験のことは良くわからないんだが、御三家と呼ばれる麻布・開成・武蔵の入試日が2月1日で重なっていることについては、昔から疑問に思っていた。受験日ずらして併願出来るほうが、学校側も受験料が増えるし、受験者も併願出来た方が良いので、なぜ、あえて同じ受験日にしているのか不思議だったのだが…。この謎が先日の日経新聞で解けました。学校側の戦略があったんだ。
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■私立中入試―経済学で考える 競合校ほど試験日同じに
~違いの最小化が有利 受験機会の拡大へ規制も ~
2010/5/5付 日本経済新聞 朝刊

<以下、一部抜粋>
生徒獲得の戦略として、価格戦略と差別化戦略が考えられる。しかし、労働集約的な教育産業では、人件費を下げたり教師の数を減らしたりすることは困難なので、価格戦略はとりにくい。そこで、差別化戦略が考えられる。海外語学研修の機会を設けたり、大学の併設校になったり、宗教系の学校であったりといった差別化は可能である。しかし、教育の質を上げ有名大学合格者を大幅に増やすことで差別化するという戦略は、短期的にはとりにくい。
 他方、競合校と競争しながら優秀な生徒を獲得する方法として、競合校との違いを最小にするという「最小差別化」戦略も考えられる。この点を明らかにしたのが、米国の統計学者ハロルド・ホテリングである。
 ホテリングの有名な寓話(ぐうわ)は、一直線に横に広がるビーチで、2人のアイスクリーム売りがどこに店を構えたらいいかという立地場所決め競争の話である。ただし、海水浴客はまんべんなくビーチに居て、みなアイスクリームを食べたいと思っており、一番近いアイスクリーム屋に買いに行くものとしよう。また、アイスクリームの値段は同じだとする。
 その時、競争の結果、2人のアイスクリーム売りは、ちょうどビーチの中央を境界にして隣り合わせに立地することになる。それぞれがビーチの右半分と左半分の需要を分け合っている状態だ。どちらかが少しでも中央から離れると、もう1人の売り子がその横にぴたりとつけば、半分以上の需要をとることができる。そのため、2人とも中央から動かない。これが立地場所の最小差別化である。
 しかし、海水浴客全体からみると、この立地は望ましくない。アイスクリームを買うために移動する距離の総和がもっと小さくなる立地場所があるからだ。ビーチに等間隔に、つまり、左端から3分の1の距離の場所と右端から同距離の場所にアイスクリーム売りが立地している場合が、海水浴客全体の移動距離の総和は最小になる。この寓話の教訓は、価格が固定されているときに立地場所の競争を行うと、最小差別化がおこり、必ずしも消費者の利益にはならないということだ。
 実際の経済はこれほど単純ではない。企業の新規参入は起こるし、価格競争も起こる。しかし、費用構造に大きな違いはなく、競争が厳しい産業では、最小差別化戦略がとられやすくなる。例えば、同一路線で競合する航空会社の出発時間がある時間帯に集中するのは、この理論から説明できる。実際、競争が厳しくなるほど出発時間が集中することが、米国やノルウェーの航空市場で確認されてきた。その集中は、特定の出発時間帯に対する需要の大きさからだけでは説明できない。出発時間の集中は、消費者にとって不便であることは間違いない。----

 --競合校の入試が集中するということは、子供の学力に見合った学校の受験機会が少なくなることを意味している。第1志望校に落ちた場合、第2志望校は学力に見合っていなかったり、遠い学校になったりする可能性がある。子供の学力に見合っていて、希望する学校に入学できた状態が社会的にみて望ましいとするならば、現状はホテリングの寓話の教訓そのままで、望ましい状態ではない。
 しかし、望ましい状態を実現するために、よりましな制度を導入するのは実際にはなかなか難しい。かつての国公立大学入試制度に、試験日を3回に分け、有力大学をそれぞれに割り振るという連続方式があったが、2年で崩壊してしまった。その理由は、東京大学と京都大学の両方に合格した学生の多くが東大に入学したからである。
 もちろん入試解禁日さえ決めれば、私立中学が独自の判断で入試日を設定することに問題はないという考え方もある。しかし、私立中学といえどもすべて授業料や寄付金のみで運営されているわけではない。東京都の場合、都から生徒1人当たり40万円弱の経常経費補助が出ている。さらに、近年議論されているように、教育バウチャーを導入するなど私学に対する財政支援を今以上に増やしていくというのであれば、社会的に望ましい状態を実現するように、入試日程の規制も考えるべきであろう。
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教育産業は、まだまだビジネスチャンスがありそうだ。


【所要時間:15分】日経電子版、ゆっくり記事を読みなおせて、使える。

2010年5月5日水曜日

■「慶應義塾高校vs日大藤沢(関東予選ベスト8)」


相模原にも、こんなスタジアムがあったとは…。

本日、慶應義塾高校サッカー部の関東予選ベスト8の試合に行った。どうしても、見ておきたい試合だった。残念ながら、延長後半に逆転され負けてしまったが、思ったよりも力の差が無かったように思う。80分間を通じたフィジカルと判断力を高め、選手一人一人が試合経験を積めば、まだまだ上を狙えるはずだ。あとは、やっぱり粘り強い1対1かな。 中盤でファールしないでボールを奪えばショートカウンターでチャンスは確実につくれるから。

5月5日(祝・水)12:00
VS日大藤沢@相模原麻溝公園競技場

×2ー3 日大藤沢
(0-1/1-0/延長1-0/0-2)

開始10分に相手DFのハンドでPKを獲得。いきなりのビックチャンスを得るもPK失敗。流れが徐々に日大に傾き、前半36分に中央からパスで崩され失点0-1で前半を折り返す。後半9分、慶應はCKからのこぼれ球を豪快に決めて同点に追い付く。その後は日大藤沢に押し込まれつつも、最終ラインが何とか踏ん張り10分ハーフの延長戦へ。延長前半に、⑩キャプテンが右サイドを突破しシュート、GKのこぼれ球を⑪が押し込んで勝ち越しに成功。PKを失敗している⑪は、このゴールの直後、喜びと安堵感がみられた。このまま、延長後半に突入したが、延長後半2分にセットプレーから失点。正直、同点に追い付かれた時には、反撃の余力は残っていなかった。何とかPK戦まで持ち込んで欲しい!と願うも、5分にも失点をし逆転され試合終了。3試合連続の延長戦勝利はならなかった。
 

日大藤沢といえばピンク。炎天下でユニがチカチカする。
  

大学サッカー同様、高校サッカーも応援が当たり前なのでしょうか。メロディーリーダーがキッチリ応援を統率していた。一年生は、ココでもネームTシャツかよ!とツッコミを入れたくなった。(笑)
  

熱い試合展開に、スタジアムも盛り上がる。
  

延長前半で勝ち越しに成功したが、最後は試合巧者の日大藤沢に軍配が上がった。
 

インターハイ、選手権、今年の塾高の活躍に期待したい。
 
本当に熱い試合でした。
選手、スタッフ、保護者の方々、お疲れさまでした!
【所要時間:25分】スタジアムで吉田航さんに会う。

2010年5月4日火曜日

■「青山剛さんと会う@静岡」


中身も外見も、ここまで変わらない人も珍しい。
軸がぶれないんだよなぁ、この人は。

 
慶應ソッカー部の一つ上の先輩青山剛さんを訪ねて一人静岡へ。
卒業後、サッカーの道を選び、順天堂大学院、遊学館を経て、現在は、東海大翔洋(旧東海大一中)でコーチをしている。そして、今年、ついに地元の静岡県富士市で自身でクラブチームを立ち上げた。NPO法人富士スポーツクラブを発足し、「FC Fuji ジュニアユース」を設立。富士市立吉原商業高等学校のグランドをベースに活動をしているとのこと。
5年以上も前に、一度、静岡で剛さんと会ったときに、「日本一(って、言っていたか否かは忘れたが…)のクラブチームを立ち上げる。」と言っていたが、本当に形になったんだなぁと感慨深い。自分自身が慶應でやろうとしていることについて、剛さんに相談すると、返ってきた来た言葉は一言、「やれるだろ。ただ、コンセプトはキッチリ持つべきだ。」と。マネジメント(運営面)だけ上手くやろうとしても絶対にダメだと。結局はクラブに所属する選手、保護者、関係者との信頼関係、そして、選手に何を伝えて挙げられるかが全てだから。そなると、やっぱり「人」(指導者はもとより、そこに集まる人材)なんだと改めて思う。

剛さんのクラブチームのコンセプトは、ホント、剛さんらしいモノだ。スピードとパワーに頼らないサッカー。要するに頭を使ったサッカー。歩いてサッカーやる感じと言っていた。相手の裏を突く、駆け引き、スペースを見つける感性、味方の使い方などなど、現役時代の剛さんを知っているだけに、どんな選手が育っていくのか想像しただけでワクワクする。
 

刺激を沢山もらった。
俺もやらねばと、帰りの新幹線、富士山を見ながら思う。

 
いきなり、吉原駅に来いと言われても…。
    

剛さんっぽいコンセプトが並ぶ。

「守破離」の精神。これ、剛さん昔から言ってた。
ちなみに、剣道用語のようです。


クラブチームのエンブレム(案)
あえて、富士山ではない。(日本一目指してないから。)
 
大学時代は無茶苦茶。(多分、今も無茶苦茶だと思う。)
風呂でよく小便をひっかけられた。クーラーつけっ放し、家のカギ開けっ放しで山中合宿に行ってた。ただ、サッカーに対する情熱は誰もかなわなかった。 そして、何よりも人間的な魅力に溢れていた。

このスタイル、大学時代と全く変わっていない。
どこかの中学生に見えなくもない…。
 
【所要時間:30分】サッカーと文化。色々考えてみます。
 

2010年5月3日月曜日

■「リーグ戦⑤vs法政大 引き分け」


この日、90分間、一度もベンチに座らなかった。

 
2連敗で迎えた法政戦。
当たり前だが、3連敗だけは是が非でも避けたい試合だった。
結果、引き分け。次に繋がる試合だと信じる。

関東大学サッカーリーグ戦 
第5節 vs法政大学11:30 @平塚競技場《試合結果》

△ 1-1法政大学 
→公式記録はコチラ

開始4分、セットプレーから失点。いきなり出鼻をくじかれる。
ただ、前節よりは下を向く選手はいない。
法政の攻守の切り替え、特に、素早いリスタートに翻弄される。前線からのチェックも全く機能せず、中盤からディフェンスラインでの1対1が全く組めない。セカンドボール、アプローチ、球際、悪い展開が延々と続く。結局、前半慶應のシュート数はゼロ、前半を0-1で折り返すことが出来たことが、後半の同点ゴールと、引き分けという結果に繋がった。交代選手が上手く試合に入って機能したことが大きかった。戦術的なことを、このブログでは一切書かないことにしているので、詳細は何とも言えないが、今日の試合で次に繋がる課題などが見えてきたような気がした。

 
【得点者(アシスト者)】
4分 法大 岡直樹(深町健太)
69分 慶大 森田達見

【慶應先発】
GK 中川翔太(3年・國學院久我山高)
DF 黄大城(3年・桐生第一高)
DF 笠松亮太(3年・東京ヴェルディ1969ユース)
DF 三上佳貴(4年・藤枝東高)
DF 金房拓海(4年・慶應義塾高)
MF 藤田息吹(2年・藤枝東高)
MF 大塚尚毅(3年・滝川第二高)
MF 山浦公裕(2年・FC東京U-18)
MF 河井陽介(3年・藤枝東高)
FW 風間荘志(3年・暁星高)
FW 深澤良(4年・清水東高)

【慶應サブ】
GK 小島一輝(3年・愛知高)
DF 内田雄一朗(4年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 松下純土(1年・國學院久我山高)
MF 加美義人(4年・済美高)
MF 岩田修平(1年・名古屋グランパスU-18)
FW 森田達見(2年・川崎フロンターレU-18)
FW 川久保理(2年・國學院久我山高)

【慶應交代】
46分 大塚尚毅→松下純土
65分 山浦公裕→森田達見
83分 風間荘志→川久保理



法政大は1年生を多く起用してきた。
3トップと2列目の飛び出しは躍動感に溢れていた。90分間あのペースで出来たら脅威だなと。
     

平塚競技場のピッチは素晴らしい。
先週よりも、若干、芝が短く刈り込まれていた印象がある。気のせいかもしれない。ピッチ云々の前に、とにかく、慶應の選手のパススピードが遅い…。
 

先週の敗戦を胸に。
 

今年の法政大のユニフォームはアディダス。
水沼監督の就任に伴う変更のようだ。
ちょっと、カッコ良かったです。
  
ボール、敵、味方、スペース、ゴール。
コンパクトに保ちながら、把握するのは難しい。
 
■次節
05/09(日) リーグ戦 第6節 
vs拓殖大学11:30 @国立西が丘サッカー場
※拓殖大は全敗中だが、そこまで悪くないと感じた。
特に、⑩三村真(4年/山陽)は左利きで非常に面白選手。(要注意)
久しぶりにビビっときた。しかし、こういう選手はJとか行くのだろうか。
【所要時間:35分】

■「練習試合 かながわクラブ」


 

A2とBチーム、かながわクラブ(神奈川県リーグ1部)との練習試合。17:00キックオフ 35分×4本。
4本合計で8-0の勝利。
トップチームがリーグ戦2連敗中ということで、バックアップチームとしては、とにかく勝つしかないだろと。A2の選手は久しぶりにプレーを見た。自分がトップチームに上がるためには何が必要か?どんなプレーを求められているか、客観的に自分自身を分析して、トップチームに自分が入った時のイメージを明確に描くことが重要。限られた学生生活の中で、最高の結果を出すためには、最大限の努力と明確な目標設定が必要不可欠。そのための、サポートを自分自身がまだまだ出来ていないことを反省する。
 

※かながわクラブには、鉄人チャ―(本名佐藤H11卒)がセンターバックとして君臨。1本目から3本目まで、フル出場。ピッチ上の22人の誰よりも声を出していた。こういう選手がいると、味方の選手は非常にやり易いだろうなと思う。しかし、チャ―は週末サッカーばかりやって、嫁探しは大丈夫なのかと老婆心ながら心配だ。


社会人チームはどうしても、後半運動量が落ちる。
そこでの大量得点なので、正直、崩せたとは言えない。
  

試合終了後、一部メンバーで練習。
モチベーションが最も低くくなりがちな練習。
ココが大事。
 
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Jrリーグvs亜細亜大14:30キックオフ。
2-0で勝利。 →詳細コチラ
 
【所要時間:25分】KAMO担当者と打合わせ。良い方向に進みたい。

2010年5月2日日曜日

■「慶應義塾高校 関東予選ベスト8進出!」

本日、慶應義塾高校サッカー部が関東大会予選ブロック決勝で向上高校を延長戦の末破り、ベスト8進出を決めました。いやー、素晴らしい!神奈川ベスト8って、簡単じゃないですし、塾高としても久しぶりではないでしょうか。しかし、ここで満足せずに、ベスト4を目指せー。

塾高 4(0-0/2-2/0-0/2-0)2 向上高校

準々決勝の詳細は以下の通りです。
5月5日(祝・水)12:00試合開始
VS日大藤沢@相模原麻溝公園競技場

本年度から本格的にスタートする「附属校プロジェクト」にも弾みがつきそうだ。

【所要時間:15分】5日塾高、応援に行きたい。

2010年5月1日土曜日

■「山藤崇(猿)@カナダ」

カナダ留学中のDr.山藤崇(暁星サッカー同期キャプテン)。
彼もブログを書いていて、久しぶりに見たら、
俺の結婚のことを書いてくれていた。
→詳細はコチラ

そういや、崇、
祝電とか、お祝いとか贈るって言ってたような…。
まぁ、どうでもよいです。
帰国したら、飯行きましょう。
ロナと遊びたい。 

【所要時間:10分】CLを生で観たい。