2011年7月1日金曜日

■「早慶戦:10,422人の意味」

サッカー早慶戦が観衆1万人超え
平日の夜、J2のリーグ戦も開催されているこの日、サッカー早慶戦に集まった入場者数は10422人。同じ日のJ2で最多入場者数を記録した千葉対湘南の9200人を上回った。29日に国立競技場で開催された第62回早慶サッカー定期戦の入場者数が1万人を超えた。試合は、2-1で慶應の勝利。10人の慶應が粘りを見せ、初の3連覇を成し遂げた。同試合のチケットは前売券:900円、当日券:1,000円となっている。~サポティスタ記事より
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来場者数、10,422人。水曜のナイター開催を考えると、1万人越えは、結構、頑張ったなぁ~なんて思ってたら。試合後、スタッフで食事をしたときに、冨田部長より一言。「野球の早慶戦は3万人入るんですから、サッカーも3万人はよばなきゃダメです。まだまだ、努力が足りません。藤沢キャンパスで全く早慶戦ポスターを見かけなかった。宣伝ビデオ今年は作りましたか?早慶戦のオフィシャルHPはありましたか?…」と指摘され、浮かれ気分が吹っ飛び、猛省する。そうだ、1万人で満足してたらダメだ。早稲田より多いとか少ないとかじゃなくて、目標は3万人。一貫校の生徒、地域の小中学生などへの地道な声がけ、ハーフタイムショーなどを活用した大会自体の話題喚起などなど、やるべきことはいくらでもある。タスクフォースを決めて、今からやらねば。もうすでに、来年の早慶戦は始まっている。

ちなみに、先日行われた野球の早慶戦についても、動員数が減っているとのこと。もちろん、ハンカチ斎藤選手がいた時とは単純比較できないが、問題なのは両校の在校生の動員が減っていること。キャンパス内での体育会学生の存在感が薄れているようだ。部活は一生懸命取り組むも、授業に出ない、出ても真面目に取り組まないといったことが、体育会学生の品格を落とし、非体育会学生からリスペクト(ようするに、人気ない)されなくなっている懸念がある。このことを真摯に受け止め、危機感を持たなければいかん。「文武両道」を志すことに慶應の強みがある。単純に「文=学校の成績」というわけでは無いが、スポーツ以外のことに対しても積極的に取り組み、リーダーシップを発揮したり、社会貢献する必要が高まっている。

【所要時間:20分】
明日はIリーグvs東京国際大学@AWAY。
Cチームの選手たちは、前泊@坂戸。
早慶戦の勢いで、勝つ。