スポーツで人生を豊かにする。言うは易し。先日、ジュビロ磐田のホームスタジアムにいって、改めて、スタジアムの重要性を再認識。都内にサッカー専用のカッコいいスタジアムが一つ欲しい。洒落たレストランとアミューズメントパーク付きのスタジアムを23区内に。
■フットボールの熱源「7万時間をスポーツに」7月27日 日経新聞
「スポーツで人生を豊かに」と言われても、何がどうなれば、どういうふうに豊かになるのかイメージしにくい人もいるだろう。 信州大の橋本純一教授(スポーツ文化論・スポーツ社会学)はこういうふうに考えている。1年間は8760時間。人生を80年と考えると、人間はほぼ70万時間を与えられていることになる。しかし、1日の半分は食事、睡眠、家事などに要し、生涯労働時間は6万~7万時間といわれる。 「逆算すると28万~29万時間を自由にデザインできることになる。この時間を学術、芸術、スポーツ、社会奉仕に使うことでクオリティーライフが得られる」というのが橋本教授の持論だ。その考えを示したうえで「これらの活動に時間を均等に配分するのが理想なので、7万時間を『スポーツをする、見る』に使いましょうと提案したい」と話す。 スポーツをする、見るには拠点が必要で、そこに集えば世代、性別、職場を超えたコミュニケーションがとれる。その拠点になるのがJリーグのクラブでありスタジアムということになる。 橋本教授はこうも言う。「コミュニティーの衰退という現象が起こっているいま、Jクラブやスタジアムは人々の健全なアイデンティティーやプライドの醸成の場になる」。もちろん、いいスタジアムになればなるほど、市民のプライドは高まるだろう。 「行政はスタジアムというものを、そういう観点からとらえていない」と橋本教授は話す。確かに、スタジアムを豊かな交流の場、アイデンティティーの醸成の場と考えていれば、単なる箱ものとは違うものができる気がする。スポーツ界はこう呼びかけるのがいいのかもしれない。7万時間を過ごしたいと思えるスタジアムをつくりましょうよ。(吉田誠一)
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本日、大変お世話になった方の送別会@神楽坂。
コレからが大変ですが。