2011年8月15日月曜日

■「波崎遠征」

東京と同じくらいの暑さと湿気。

8月14日(日)~15日(月)で波崎遠征へ。
この遠征は、Cチームの中でも下のチーム(C2)の選手が参加。Iリーグ出場を目指す選手たちの熱いプレーを期待。

<1日目>
波崎カレッジサマーカップ
予選リーグ 第1試合
C2チーム vs日本大学商学部
13:00 @矢田部サッカー場C

《試合結果》
慶應義塾大学3-2日本大学商学部

【得点者(アシスト者)】
51分 日大 23番
71分 日大 30番(7番)
89分 慶大 杉野健佑(田中貴逸)
90分 慶大 雨宮嶺(大久保正樹)
90+1分 慶大 田中貴逸(雨宮嶺)

後半試合終了残り1分、0-2から3点を奪って、劇的な逆転勝利。キャプテン翼でも、ここまでの演出は用意できないだろう。
最後まで、諦めず、慌てず、パワープレーではなく、繋いで崩すことを徹底したことが3得点に繋がった。結果を出した選手たちを評価したい。が、試合全体を通してみると内容的には褒められたものではなかった。相手のロングボールに対する対応が悪く、何度となく一発で裏を取られてしまう。プレスに行く位置もチグハグで、1対1も組めない局面がチラホラ。攻撃はパスを回すだけで、パスを出した後に動きが無く、仕掛けるクサビやサイドチェンジも少なかった。攻撃面での課題が明確になったので、チームとして取り組んでいきたいところ。しかし、対戦チームも試合後、キツネにつままれたような表情だった。


初戦で、ド派手な、劇的な逆転劇をやってのけた。
けど、エンジン掛かるの遅過ぎ。


ペンションのバスで練習グランドへ移動。とにかく、選手の荷物が異様にデカイから狭い。お前は、海外旅行でも行くのか?とツッコミたくなるようなスーツケースだらけ。今どきの学生はサッカーの遠征もスーツケースのようです。

グランドを移動して、紅白戦15分×3本。
こういう所で頑張れるか否かを見たい。

最後は全員でPKを蹴って1日目、終了。
PK止めまくったGKが約一名。

夕食。去年、一昨年から劇的によくなっている。
コレで値段一緒だもんなぁ。宿も綺麗でした。

朝飯もいいです。牛乳と納豆もありました。
しかし、選手の食が細い…。

食後はミーティングをして終了。
この遠征で新調したと思われるサッカーノートを読む。
ガッツリ書いてくる選手が少ないのが寂しいところ。
こういう所でも、貪欲に来て欲しいのだが。


<2日目>

波崎カレッジサマーカップ
予選リーグ 第2試合
C2チーム vs宇都宮大学
9:30 @矢田部サッカー場B

《試合結果》
慶應義塾大学5-1宇都宮大学

【得点者(アシスト者)】
26分 慶大 水田祐(宮部元太郎)
55分 慶大 伊藤豪一郎
56分 慶大 井内泰祐(杉野健佑)
65分 慶大 淡野晋一(伊藤豪一郎)
66分 慶大 伊藤豪一郎(雨宮嶺)
80分 宇大 9番(20番)

結果だけみると快勝なのだが、ひどい内容。
相手チームは何かの都合?で、フィールドプレーイヤー10人。交代選手無し。このクソ暑い中で、自殺行為。わざわざ波崎まで来て、10人のチームを相手にするとは、正直、テンションが下がる。とはいえ、とにかくリーグ1位突破に向けて、昨晩のミーティングを生かし、ベストを尽くそうと試合に臨む。
相手は完全に引いて守ってカウンター。わかっているのに、相手の戦略にハマりカウンターでピンチを招く。パスは回せても、フィニッシュまで行けない。ボールを動かすスピードが遅いのと、サポート、相手の裏を突く動きが皆無。前半何とか1点を奪うものの、後半も同じようなペースで試合を進めてしまった。後半55分に追加点を奪ってからは、相手の運動量が落ち、5-0まで点差をつけるも、一瞬のすきを突かれて1点を奪われる。試合終了まで声を出し続け、献身的に走り続けたのは宇都宮大学の方だった。何とも不甲斐ない試合内容。C2チームがこうして波崎遠征に来ている意味、C2の存在価値、もっと危機感を持って試合に臨む必要がある。俺らはサッカーサークルじゃなく、慶應ソッカー部だから。
残りの波崎遠征で、慶應らしいサッカー徹底して、優勝を目指して欲しい。



勝利するも、全員が不甲斐なさに感じたはず。


一人寂しく、波崎から帰京。

【所要時間:50分】
なんとも、不安の残る試合だったが、選手たちの奮起を信じたい。