2012年2月16日木曜日

■「フットボールがもたらすモノ」


本日というか、昨日の日経朝刊「フットボールの熱源」。
W杯が自殺者を減少させるという、欧州の面白いデータ。
熱狂できるsomethingがあるかないか、生きる意味で重要だ。

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■「フットボールの熱源」 ~Jリーグがもたらす幸せ~
(2012/2/15付日経朝刊)
Jリーグが昨年、行ったスタジアム観戦者調査によると「Jリーグはそれぞれのホームタウンで重要な役割を果たしている」という見解に、83.9%の人が肯定的な回答を寄せている。Jリーグの存在が大きなプラスになっているということだろう。だが、なぜ人々はそう感じるのだろう。
ジャーナリストのサイモン・クーパー氏とロンドンシティー大学のステファン・シマンスキー教授が書いた『「ジャパン」はなぜ負けるのか 経済学が解明するサッカーの不条理』を読み返していたら、その解答らしきものに行き当たった。
2人はギリシャの疫学者らの協力で欧州各国の月別自殺者数を調べた。欧州では例年3~6月に自殺者が増えるが、自国の代表が出場しているワールドカップ(W杯)か欧州選手権が行われた6月に限っては、12カ国中10カ国で自殺者が著しく減っているという。
勝敗に関係なく、自国の代表が出ている大会には“助命効果”があると著者は結論づけている。大会中、人々は居酒屋などに集い、サッカーの話に興じる。自然に帰属意識や一体感が高まる。それによって“救われた”人がいるということだ。
2人は欧州連合(EU)の世論調査の幸福感に関する40年分の回答を分析し「自国でW杯か欧州選手権が行われると、国民の幸福感が高まる」ことも突き止めている。ホスト国での幸福感の上昇は数カ月続くという。
ちなみに、本書は「W杯に経済効果はない」とも結論づけている。主催国は裕福になれないが、国民は幸せになれるということだ。欧州の調査結果が日本にすべて当てはまるわけではないが、ホスト国をJリーグのある町に置き換えて考えるとJリーグの存在意義が見えてくる。そこにサッカーがあるから人々の帰属意識が高まる。そして幸せになる。(吉田誠一)
--------日経電子版 便利。

しかし、今年の慶應ソッカー部&BRB、
昨年とは異なり、胃が痛い日々が続くかもしれない。
けど、それは、愛があるゆえの苦痛。逃げたらいかん。

【所要時間:15分】沖縄どうなんだ。