試合前のミーティング
Iリーグ第5節慶應Aチーム(Bチーム)8/15 15:00 @日吉
vs 早稲田大学
×2-5(前半1-2)…悲しい敗北
結局、波崎遠征に行けなかったので、本日はBチームのIリーグ早慶戦へ。国立での早慶戦はご存知の通り、3-0で完勝しているだけに、KEIO PRIDEをかけて絶対に負けてはいけない試合ということは、試合前のミーティングで選手から感じたものの、正直、不安定なsomethingがあった。それは、うまく言葉では伝えることが出来ないのだが、チームとしての雰囲気、選手個人のアップでの動き、チームとしてのまとまり…。30度を越す気温に、自分自身の体調が悪かっただけの錯覚かもしれない…。
自分の影がいつもより濃く見えた(それくらい強い太陽の陽射しだ…)
海老茶色のユニフォームを見て燃えない奴はいないはずだ。
灼熱の太陽の元、キックオフの笛が鳴る。前半2分、CKからあっという間に失点0-1。嫌な予感があったので、早めにやられて目が覚めれば良いと割り切る。その後6分後、前半8分にGK辻(1年)からのパントキック1本で、相手裏に抜けだしたFW高木(3年)がGKと1対1となり、冷静に流し込み1-1の同点に。前半37分、ペナルティエリア内で相手FW⑩にボールをキープされ、FW⑪が落としたボールをゴールに蹴り込み1-2とリードされて前半終了。早稲田の2TOP⑩(畠山祐輔2年/四中工)⑪(白井豪1年/都立三鷹)は技術・スピード・強さを兼ね備えており、ぶっちゃけ良い選手。(いづれ出てきそうな予感)前向かせてボール持たせたら、確実にやられる。結局、最後までこの2TOPへの対応が徹底されず崩されてしまった。もう少し、試合を進めながらコノ2TOPにどう対処したら良いかを、DFラインと中盤(ボールの出所を潰す意識)での連携が欲しかった。後半、またしても立ち上がり9分に、⑩の中央突破からスルーパスで崩されて失点1-3。後半18分には、慶應が中盤でボールを奪われそのままゴールを奪われ追加点を失い1-4。後半20分に毛利(4年)がサイドを崩し、森田(1年)が流し込み1点を返すものの、後半42分にはダメ押しの5点目を奪われて試合終了。
試合後、岩崎から厳しい激が飛ぶ。特定の選手への指摘もあった。「やりたいプレーではなく、やらなければいけないプレーをしろ!」と。
俺自身も、正直、この一戦に賭ける強い気持ち(というか拘りというか、執念というか…)がチーム全体として感じられなかった。4年生の責任もあるが、それだけはない。俺自身も責任を感じる部分もある。もちろん、選手は頑張っていたし、運動量も負けていなかったと思うが、勝つためにはどういう準備をして、自分が何をしなければいけないのか、相手に何をさせてはいけないのかを自分自身で考え、予測し、判断し、実行する、要するに自立した選手が少ない気がする。立ち上がり5分、終了5分の一番危険な時間帯、一方で、一番チャンスな時間帯で、やすやすと失点する慶應では絶対に勝てない。少なくとも、試合前に、相手のチームのメンバー表を見て、どんな特徴の選手がいるのか、自分の対面はどの選手か?くらいは、チェック(イメージ)して試合に臨むだけでも違うはずだ。
誰かの言葉か忘れたが「明日の勝利なくして、今日の敗戦の意味は無い」。
その通りだと思う。今日の敗戦に意味を持たせるには、次の勝利しかない。
試合途中の給水タイム。女子マネージャー総動員で氷で冷えたドリンクを手渡す。試合途中も、グランドの周りのドリンクを冷えたものと取り換えていた。俺が現役時代にはありえない光景だ。この環境は決して当たり前のモノではない。少々、与えられ過ぎているのかなとも思ったりする。俺が古いのかもしれない。よくわからないが、貪欲にサッカーに取り組む姿勢が何よりも重要だ。
<波崎遠征最終日>
(Photo by Yagyu)不可解なお肉が登場したらしい…。
最終日、勝利で終われず。
vs明海大学 ×0-1 (8:30~KickOff)
※昨日8月14日の試合結果
vs中央学院大学 ×0-1…予選で勝ったチームに負けるな!
Cチームは、予選リーグを1位で突破したものの、3連敗で結果を出せず。こちらも、Iリーグで結果を出すしかない!
【所要時間:80分】長い一日だった…
この年になると、「怒ること」自体に、もの凄いエネルギーが必要だ。本気で、自分のことを思って怒ってくれる人がいるって、ホントで幸せだと思う。