2011年9月21日水曜日

■「人を育てるIリーグ」

9月21日(水)日本経済新聞朝刊にIリーグについての以下記事が掲載されていた。最近でこそ、大学サッカーの記事がたまに掲載されるが、Iリーグについての記事が日経新聞に載るとは少々驚きと共に、嬉しく思った。公式戦がないと、チームのモチベーションを維持するのが本当に難しい。そして何よりも、公式戦という真剣勝負の場が選手を育てる。
記事にも書かれているように、流経大に関しては、クラブドラゴンズや流経大FCなど関東社会人リーグにも2チーム所属しており、選手育成に関しては一歩も二歩も進んでいる。もちろん、インフラ面でのバックアップがあるからできるシステムではあるが、200名弱の部員をまとめるのはスゴイことだ。
若干、話がそれるが、来年から、東京都社会人リーグの学生制限(4部~2部は学生3名まで出場可能/1部は学生制限無し)が完全撤廃になる。18歳以上であれば、何名でも出場可能となる。学生オンリーのチーム登録も可能だ。もはや、それって社会人リーグと言えるのか?おっさんがサッカーできる環境が無くなるのでは?なんて心配もしたくなるのだが、そんなことは言ってられない時代らしい。

■フットボールの熱源  「人を育てるIリーグ」
 サッカー部に入ったものの、練習ばかりで、いつになっても試合に出場できないとなると嫌になる。大所帯のチームでは、足を引っ張る選手が出てくる。そもそも、それがスポーツなのかという問題がある。
 大学サッカーの指導者の間では、20年ほど前から「何とかしなくては」という声が上がっていたという。そこで創設されたのが、Bチーム以下が参加する「インディペンデンスリーグ(Iリーグ)」だ。
 2003年に関東、関西で始まり、現在は各地に広がっている。1校から複数のチームが参加できるため、公式戦の出場者がぐっと増えた。関東では筑波大などが4チーム、日体大などが3チームを出しており、参加チームは57になる。各地区の覇者は12月にIリーグの日本一を懸けて戦う。
 全日本大学サッカー連盟の松本健一副会長は「公式戦に出ることで、選手には張り合いとともに、責任感が生まれる。生活態度、目的意識も変わってくる。この大会は我々にとって非常に重要」と語る。
 関東大学リーグの強豪、流通経大は190人もの部員を抱える。そのため、B、Cチームが社会人の関東リーグで戦い、さらに3チームがIリーグに参加。Bチーム以下の選手に「トップチームを目指せ」という意識を持たせている。今季は、1年生で構成しているIリーグの「RKU①」で前期に実績を積んだ3選手が、後期はトップチームに昇格している。
 Iリーグは大会運営も審判もすべて学生が務める。そのため、関東では毎年、約80人が審判講習会を受けているという。Iリーグが審判養成の機能も果たしているわけだ。関西では得点王、アシスト王とともに、優秀審判賞、ベストマネジャー賞も表彰する。リーグが人を育てる場となっている。
(吉田誠一)

【所要時間:15分】
U22マレーシア戦を見た後に、インテルvsローマ戦を見た。
山村のボールの受け方(ターン)とローマのピサロ
スピードと体の角度が全然違うし、パスのモーションも早く、
ピサロのリズム(テンポアップ)が秀逸。けど、途中交代してたけど。
やっぱり山村は最終ラインじゃないかと思った。