2011年9月18日日曜日

■「Iリーグvs関東学院大 敗戦」


Iリーグ KEIO-B 第12節 vs関東学院大学
9月18日(日)15:00 @早稲田大学グラウンド

×2-2(1-1)関東学院大学

【得点者(アシスト者)】
40分 慶大 平戸奨眞
42分 関大 柴崎貴洋
53分 関大 池田一真(安沢悠)
63分 慶大 平戸奨眞(浅間翔大)

Iリーグも残り2試合。決勝リーグにわずかな可能性を繋ぐには、今日の試合に勝つしかなかった訳だが、結果は引分け。慶應にとっては、負けに等しい結果。終盤、バタついてしまったことが残念。セットプレー2発での失点、後半PKのチャンスなどもあったが、この結果が今の実力。攻守の切換え、球際、セカンドボール、アタック&カバー(絞り)など、Iリーグを通じて言い続けたことは、徹底されつつあるものの、1対1が未熟、組めない、寄せ切れない。公式戦での経験を練習にフィードバックして、課題に真摯に取り組むしかない。
来週、最終節は早慶戦。慶應は決勝リーグの可能性は無くなったものの、早稲田にとっては決勝リーグ出場がかかった大事な試合。Iリーグの集大成としても絶対に負けられない。

【慶應先発】
GK 正岡遼(4年・川和高)
DF 鈴木達也(3年・都立駒場高)
DF 馬場達月(3年・サレジオ学院高)
DF 林賢一郎(4年・ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)
DF 池永和将(1年・慶應義塾ニューヨーク学院)
MF 浅間翔大(1年・暁星高)
MF 中野周平(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 横山諒平(2年・慶應義塾高)
MF 河合秋人(1年・慶應義塾高)
MF 小林剛(1年・鎌倉高)
FW 平戸奨眞(1年・暁星高)

【慶應サブ】
GK 増川翔太(1年・柏レイソルU-18)
DF 竹尾友佑(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 田村裕貴(2年・慶應義塾高)
MF 遠藤智也(4年・慶應義塾ニューヨーク学院)
MF 紫垣健太郎(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 野本浩平(3年・慶應義塾高)
FW 杉野健佑(1年・東京学芸大附属大泉校舎)

【慶應交代】
56分 中野周平→竹尾友佑
56分 横山諒平→野本浩平
83分 小林剛→遠藤智也
86分 浅間翔大→杉野健佑

15時キックオフでも日差しは強かった。

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午前中、暁星高校vsかえつ有明@武蔵高校の試合へ。
選手権東京都予選ベスト16。
かえつ有明は夏のインターハイ東京代表で全国ベスト8のチーム。言わずもなが、暁星にとっては天王山。選手は全員丸坊主。自主的に切ったらしい。個人的には、嫌いじゃない。
ウォーミングアップからして対照的な両チーム。暁星は、選手全員が声を出して、ちょっと危ないテンション。多分、いっちゃってる選手(空回り日本代表)もチラホラ。一方かえつ有明はゴムを使ったアップで、非常にスマート。クラブチーム出身が多いようだ。
結果はPKで1-1(前半1-0)暁星勝利(PK4-3)
暁星の戦術がバッチリハマった。ボール支配率は20:80くらいだったが、ブロックをつくって粘り強い守備から、鋭いショートカウンターでかえつゴールを襲い何度となくチャンスをつくった。延長含めて決定機は暁星の方が多かったのではないか。とにかく、林さんのコーチングに場内騒然。監督と言うよりは、セコンド。80分+延長20分+PK戦まで、ずっと声出しっぱなし。誰よりも声を出す。もちろん、ピッチの選手のコーチングと集中力は高かった。しかし、圧巻は、PK戦でのかえつ有明2本目のキッカーが蹴る前、「せきねぇ(GK)、お前、わかってんだろうなぁー!」とGKをベンチから怒鳴りつける。そしたら、見事ストップ。5本目も、同じようにGKを怒鳴りつけたら、また止めた。どうなってんの…、コレがまさに林マジック。っていうか、キッカーの方がプレッシャーかかってたんじゃないか?!
とにかく、いい試合だった。笑いあり、涙ありの筋書きの無い100分ドラマ。
ただ、次は早稲田実業。かえつより粗削りな分、暁星にとっては厳しい試合になるはず。カッコつけずに、全力で、今日みたいに熱く戦ってほしい。




ヘディングとセカンドボールを完全に抑えていた。

※武蔵高校のグランドが人工芝でビビった。
 さらに、武蔵の大西先生(当時東京国体の監督)にも、
 10年以上ぶりにお会いするとは。
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慶應BRBもクラブ選手権関東大会準決勝に勝利。
明日の決勝進出とともに、全国大会(千葉県)の切符を獲得。
O.F.C(群馬県) 0-1 慶應BRB (得点:ゲンキ)
明日、与野蹴魂会(埼玉県)と決勝戦です。

【所要時間:45分】明日、いざ熊谷。