2010年4月4日日曜日

■「無縁社会」

偶然、NHK「追跡!AtoZ~『無縁社会』の衝撃」という番組を見た。第一弾が1月末に放映され、かなり反響があったらしく、その続編らしい。Twitterなども番組と連動しており、高齢者だけでなく、自分と同じくらいの30代半ばで、無縁社会について切実に語る映像が非常に印象的だった。最初、番組を見る気はなかったのだが、なんだかんだ気になって最後まで見入ってしまった。

見終わった後、何となく、悶々とする。

「無縁社会」という事象は、理解できるが、一体それは、誰が悪いのか。社会の問題なのか?時代の問題なのか?それとも、個人の問題なのか?もちろん一概には言えないが、もう少し明るい未来も提示して欲しかったような気がする。

同じようなことで、超氷河期の就職活動についての番組などを見ていても、就職活動に一生懸命頑張る学生(取材対象)を見て、大変そうだなぁとは思いつつも、一方で内定取りまくっている学生も沢山いたりする。内定取りまくっている学生が、どんな生き方をしてきたのか、就職活動で苦労しないためには、何をすべきなのか。といった問題も報道して欲しいなとも思う。

★以下、無縁社会に関する番組について、面白いブログを見つけた。非常に的を得ているなぁと感心させられます。

→NHKスペシャル「無縁社会part2」に関して

「役割」で交流し「人格」で交流できなくなっている。
それがたとえ家族でっても、友人であっても。


人と真剣に向き合い、その人に責任をもつ。
たった1人の人でもいいから、その人の人生に責任をもつ。
たった1人の人でもいいから、真剣に向き合ってみる。



こんな特集もあるようだ。
 
【所要時間:20分】
スポーツは原則一人じゃできない。
スポーツは無縁社会とは無縁である。 (多分)