暁星林さんが、教え子前田のことを公に語るのは初めてじゃないだろうか…。以下必見です。
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2010年11月3日、ナビスコカップでジュビロ磐田に7年ぶりのタイトルをもたらしたエースは、珍しく弾んだ声で電話口の恩師に勝利を報告した。「おめえの笑った顔、久々に見たぜ」
「はい。うれしかったんです」
アルベルト・ザッケローニ率いる日本代表の最前線に立ち、09シーズンから2年連続でJリーグ得点王に輝いた前田遼一は、紛れもなく日本サッカー界のトップスターである。ただし、そのキャラクターにいわゆる“スター性”はない。時代は個人マーケティングの最盛期。たとえピッチを職場とするサッカー選手であっても、あらゆる角度から自身の価値を高める工夫を凝らす必要がある。しかし、前田の立ち居振る舞いからは、自身をうまくマネジメントして、ピッチ外での商品価値を高めようとする意思が感じられない。例えば、本田圭佑の真っ赤なフェラーリと金色のサングラス、例えば三浦知良の華麗なダンスは、やはり彼には似合わない。
【所要時間:10分】
本日、昇格祝い@赤坂。
リスペクトできる先輩が身近にいるって、当たり前じゃなく、ありがたいことだと今更思う、今日この頃。