2011年6月12日日曜日

■「Iリーグ③vs国士舘大 敗北」

90分間戦い抜く強さを。

Iリーグ:KEIO-B 第3節 vs国士舘大学
10:00 @慶應義塾大学グラウンド 晴れ

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1-3(1-2)国士舘大学 悔しいが力不足。

【得点者(アシスト者)】
17分 慶大 小林剛(竹尾友佑)
27分 国大 16番
45分 国大 2番
85分 国大 16番

Iリーグ第3節。前日トップの国士大の勝利に続けと勢い勇んで試合に臨むも、結果は1-3で完敗。毎度毎度、呪文のように「立ち上がり10分は0で抑える、相手両サイド付近(KEIO SPACEと名付ける)にシンプルに。」と唱え、徹底。スピードのある相手FWに何度かピンチをつくられるも、GK峰を中心に守り抜き、17分左サイド竹尾のセンタリングを小林が合わせて先制。理想的な形での先取点を奪った。得点直後も、とにかく集中力を切らせずに何とか守り抜くも、センターバック馬場の負傷退場。ボランチ達也をセンターバックに下げて緊急処置をするも、27分左サイド崩されセンタリングを中央で合わされて同点に追い付かれる。ただ、セカンドボールに対する反応も良く、試合内容としては一進一退が続く。しかし、前半終了間際、44分にFKからヘディングで決められ1-2に逆転され前半を折り返す。悔やんでも悔やみきれない時間での失点。ファールしてはいけない場所と時間だった。セットプレーのDFも全体的に緩い。ポジショニングと責任感。相手にやらせないマークの付き方。
ハーフタイム、後半20分過ぎまで耐えればチャンスは必ず来ると。後半キックオフ直後、DFラインの裏を取られてGK1対1、シュートがバーに当たりそのこぼれ球をFWとDFが交錯、何だかわからないが、PKを与えてしまう…。前半同様に慎重な試合の入り方をしなければいけなかった。PK、一度は決まるも、キッカーが蹴る前に他の選手がエリアに入ったことでやり直し。2度目のPKを峰が気迫のセーブでストップ。慶應のペースに傾きかけたが、FW平戸へのロングボールを当てて、セカンドボールを拾う慶應の戦術を国士舘にことごとく弾かれる。細かいパスを繋いで両サイドへの素早い展開を意識した攻撃が上手くいかない。両サイドが徐々に下げられる。同点に追い付くべく、3人の交代選手を送り込むも、国士舘のDFラインを最後まで崩すことが出来ず、試合終了5分前にカウンターから決められ1-3と突き放され、そのまま試合終了。相手の方がタフだった。90分間戦える選手が少ない。1年生が多いので仕方が無いと言えばそれまでだが、90分間戦い抜く体をつくること。筋トレ、食事といった面も今から徹底して欲しい。荒削りだけど可能性はある。と福井総監督からも試合後コメントを頂く。
しかし、色んな意味で悔しい試合。隣でベンチを何度となく蹴り上げるグラマネの心境は痛いほどわかる。が、立場上、冷静を保つ自分がいる。個人の課題、チームの課題は明確である。2~3日、キッチリ練習を見たいと思いつつも、物理的に無理なわけで、グラマネと密に連絡を取って、やっていくしかない。一度、メンバーをフラットにして、次の試合に臨む!

【慶應先発】
GK 峯達也(1年・桐光学園高)
DF ハラード アレキサンダー ジョージ(1年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 林賢一郎(4年・ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)
DF 馬場達月(3年・サレジオ学院)
DF 池永和将(1年・慶應ニューヨーク学院)
MF 鈴木達也(3年・都立駒場高)
MF 浅間翔大(1年・暁星高)
MF 竹尾友佑(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 中野周平(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 小林剛(1年・鎌倉高)
FW 平戸奨眞(1年・暁星高)

【慶應サブ】
GK 正岡遼(4年・川和高)
DF 山田慎(2年・湘南高)
MF 菅原崇人(1年・小倉高)
MF 紫垣健太郎(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
FW 杉野健佑(1年・東京学芸大学附属高校大泉校舎)
FW 中谷真史(3年・慶應義塾高)
FW 長井俊興(1年・慶應義塾志木高)

【慶應交代】
20分 馬場達月→紫垣健太郎
53分 池永和将→山田慎
57分 竹尾友佑→長井俊興
70分 小林剛→杉野健佑
84分 ハラードアレキサンダージョージ→中谷真史


トップの選手も応援に駆けつけていた。


相手の状況を見ながら、ファーストディフェンスの位置を設定できれば、90分間を通してもう少し安定した試合運びが出来るはず。やみくもに前から行くのも良くないし、ただ、どフリーで良いボールを裏に蹴られるのもキツイ。

【所要時間:35分】
サッカーはシンプルなスポーツだが、本当に難しい。