2011年6月25日土曜日

■「リーグ戦⑧vs神奈川大 劇的勝利」


第9節 vs神奈川大学 11:30 @国立西が丘サッカー場
○2-1(0-0)神奈川大学 …劇的勝利
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【得点者(アシスト者)】
62分 神大 村岡拓哉
80分 慶大 藤田息吹
90+3分 慶大 藤田息吹

震災の影響で、今日の試合が前期最終節。
終了間際の劇的な逆転ゴールで、勝点3を獲得!

静かな立ち上がり。両チームきっちりディフェンスから入る。8分、左サイドをテソンが切り裂きセンタリングするも合わず。19分、香川からのクサビを大塚スルーで河井がシュートゴール右へ外れる。藤田、増田のダブルボランチがセカンドボールを拾い始めた所で、徐々に慶應ペースへ。24分、慶太CKを笠松ヘッドもゴールならず。アタッキングサードまでボールを何度も運ぶが、神奈川大の最終ラインを崩し切れない。神奈川大は伝統的にチームとして、前線から最終ラインまでディフェンスの意識が非常に高い。前半は0-0で折り返す。
後半2分、増田のミドルシュート枠を外れる。ミドルシュート、低くて速いシュートを。9分、河井が中盤でボールを奪い、大塚との連携で抜け出し、河井のセンタリングも合わせられず。16分、カウンターから左サイドを突かれ、松岡が対応するもクリアーボールが相手にあたりアンラッキーなリフレクションで相手FWとGKが1対1となり冷静に流し込まれて先制点を許す。試合巧者の神奈川大に一瞬のスキを突かれた。ただ、後半16分という早い時間帯での失点、まだまだ時間がある。後半22分、山浦新に代えて田中を投入。慶太が左サイドで溜めをつくり、田中が右サイドを積極的に仕掛け、得点の臭いを漂わせる。35分、ゴール前の混戦から息吹が冷静にボレーを突き刺し1-1の同点。こうなると、押せ押せの慶應ペース、ロスタイム3分、ゴール前で河井の真骨頂、優しくてヤラシイスルーパスを息吹が冷静にインサイドで叩き逆転ゴール、その瞬間、試合終了のホイッスル。まさに、キャプテン翼的な劇的な勝利。試合を決めたのは息吹の2発だが、最後に頼りになるのは、やはり4年生。大塚が90分戦い抜く姿を、ようやく見れた、次は得点。
試合終了のホイッスルで、次の早慶戦に切り換える、準備する。打倒早稲田、チャレンジ精神でいく、チーム一丸で。

【慶應先発】
GK 中川翔太(4年・國學院久我山高)
DF 黄大城(4年・桐生第一高)
DF 松岡淳(3年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 笠松亮太(4年・東京ヴェルディユース)
DF 香川佑介(3年・横浜FCユース)
MF 増田湧介(1年・清水東高)
MF 藤田息吹(3年・藤枝東高)
MF 河井陽介(4年・藤枝東高)
MF 日高慶太(4年・桐蔭学園高)
MF 山浦新(1年・東京ヴェルディユース)
FW 大塚尚毅(4年・滝川第二高)

【慶應サブ】
GK 小島一輝(4年・愛知高)
DF 田中奏一(4年・FC東京U-18)
DF 保田隆介(1年・横浜F・マリノスユース)
MF 山浦公裕(3年・FC東京U-18)
MF 松下純土(2年・國學院久我山高)
MF 森田達見(3年・川崎フロンターレU-18)
FW 松田健佑(4年・慶應NY学院)

【慶應交代】
70分 山浦新→田中奏一

今日は涼しかった。

相手⑩⑪は力あったが、最後まで粘り強くいけた。

スタンドの応援、神奈川大を圧倒。

集中応援日ということで、OBの皆様、また、塾高サッカー部の選手も沢山応援に駆けつけて頂きました。感謝。

興奮冷めやらない試合終了後のロッカールーム。
須田監督と選手の視線は、国立競技場へ!

【所要時間:40分】
貴重な勝点3。後から利いてくる。
ただ、課題も多々あり。ゴール前の迫力、90分をとした集中力、攻守のセットプレーなど。