2009年10月11日日曜日
■練習試合vs成蹊大/カマタマーレ/再会、小池さん/つくばFC代表石川慎之介
本日、成蹊大との練習試合。
10月11日(日)11:00キックオフ@成蹊大
(45分×2+30分×1本)
1本目0-2/2本目1-4/3本目1-1
現在、2部で最下位と苦戦をしいられている成蹊大学との練習試合。多分、相手はトップチームのようだった。慶應はIリーグで出場機会がなかった選手を中心に試合に臨むも結果は完敗。ただ、Iリーグで観ることが出来なかった選手を90分間通して見ることが出来たので、色んな意味で発見があり収穫はあったと思う。失点の殆どが、ディフェンスラインからのビルドアップからのミスだったので、非常にもったいない。技術的なミスも当然あるのだが、状況に応じたフィードの判断を整理する必要がある。相手が前掛かりに来ている時に、裏を突くといった状況判断がチームとしてできると、もう少し優位に試合を進めることができる。守備から攻撃の切換えについては、何度か良い形でインターセプトからショートカウンターに持っていける場面がつくれたのだが、どうしても、慌ててしまいチャンスを逃してしまう場面が多い。ボールを奪った瞬間(正確には奪いそうになる瞬間)に周囲の選手の動き出しが重要だ。
※1本目でGK正岡が怪我で退場してしまい、2本目以降フィールドプレイヤーをGKに起用していたところ、3本目の途中で成蹊大の一人のGKが、ベンチの自分のところまで来て「もしよろしければGKやりましょうか?」と声をかけて来てくれた。多分、監督に言われたというよりは、自分で気づいて声をかけてきたのだと思われる。お願いします!と。 彼にGKを任せてから、少し試合が締まったような気がする。何気ない彼の行動だが、好感が持てた。試合後、彼と握手をして別れた。
成蹊大の人工芝はかなり消耗してました。慶應もどれくらい人工芝が持つのか少々心配になった。
成蹊大との試合終了後、吉祥寺からアミノバイタルスタジアムへ向かう。
天皇杯FC東京vsカマタマーレ讃岐との試合へ! かつて暁星高校のコーチでお世話になった(自分は直接習っていない)は羽中田 昌監督が率いるカマタマーレの応援。昨年も、1試合、四国までリーグ戦を観に行ったが、その時とはだいぶメンバーは変っていた。暁星OBの佐々木選手もカマタマーレで出場していた。暁星出身で早稲田ア式の寺島、川島も応援に来ていた。
試合は残念ながら0-4だったが、後半は0-0と健闘。今年は、リーグ戦で2位が確定してしまっており、昇格失敗が決定していますが、来年こそはJFL昇格目指して頑張って欲しいです。東京からですが、羽中田とカマタマーレ応援してます。
香川からも、結構、サポーター応援来てました!
★アミノバイタルスタジアムから新宿へ。
暁星時代にトレーナーで大変お世話になった小池さんと3年ぶりくらいの再会。現在、小池さんは海外で活躍する某アスリートのパーソナルトレーナーとして活躍している。既に海外生活は7年目突入とのこと。選手との二人三脚の日々。毎朝、二人で車に乗って、トレーニング場に行き、帰りも二人で車に乗って自宅に帰り、家でマッサージと筋トレ。ある意味同じ毎日を繰り返す。ただ、同じようで同じ日は1日足りとも無く、日々、選手の体と心の変化を感じ、ケアをし続ける。地道な仕事ではあるが、やりがいも大きい。と、小池さんのお話から伝わってきた。何らかの形で、また、一緒にやりましょう。
また、暁星高校の3つ下の後輩で、現在つくばFCの代表である石川慎之介も色々と話を聞かせてもらった。ほぼ、ゼロからつくばFC(NPOと株式会社)を立ち上げ、現在は600人以上のサッカースクールを運営するとともに、グランド管理事業やフリーペーパー発行など、地域に根差した活動を行っている。専従の従業員が8名もいるとは驚きである。更に驚きなのは、自分たちで、土地を借りて、天然芝を植えてグランドを創ってしまったとのこと。まさに、手作りのグランドです! JFLのチームなどから、色々と問い合わせも多いようです。そりゃそうだ、お金がないなら、自分で植えて、つくるって、シンプルですが今までにない発想ですから。
筑波大学蹴球部との連携もシッカリしており、トップチームのつくばFCには大学蹴球部の選手登録も行っているとのこと。非常に参考になる話が沢山聴けた。(感謝)
いやー、ちょっと老けたけど、やってることはスゴイねぇ。
「ばかもの、わかもの、よそもの」が地域活性化には必要不可欠だ。
【所要時間:55分】刺激になります。多過ぎてブログに書けない。