2010年10月21日木曜日

■「没収試合」

先週金曜日行われた慶應vs中央大のリーグ戦の前の第一試合、筑波大vs法政大の試合が没収試合になった。行われた試合は4-3で筑波が勝ったのだが、公式記録としては3-0で筑波の勝利となった。→むなしい公式記録はコチラ

法政大学の選手証不携帯が原因らしい。
試合前に確認しないのか、試合後までに間に合えば良いのか、よくわからないが試合は非常に白熱したゲームだったようだ。
それだけに、残念だと思う。
試合会場が熊谷ということで、途中で選手証不携帯に気づいても、間に合わなかったのだろうか。社会人リーグではたまにあるミスではあるが…。

思い出したのが、高校時代。
暁星高校1年の時、初めての公式戦でスタメン出場した試合。
たしか関東選手権予選2回戦、都立J高校戦。
前日、緊張し過ぎて、ゲロ吐きそうな感じ。
自分がスタメンで出られる実力があったと思えなかったから。

その試合、なんと、相手チームの監督が試合開始時刻に遅刻。選手証不携帯なのか、何なのかわからないが、主審のキックオフの笛と同時に試合終了、没収試合となってしまった。
個人的には、初スタメンだったが、とりあえず勝ったのでラッキーと。試合はしたかったけど、負ける方が怖かったので、ほっと胸をなでおろす。
そんな中、相手チームの監督が走って登場してしまう。
最悪のタイミングで登場。
相手チームの選手は「あいつ許さねぇ!ぶっ殺す。」と監督に殴りかからんばかりにキレてる。
何かやばいなぁ・・・と思いつつ、暁星イレブンは速攻でベンチに戻ろうとした瞬間、林監督がベンチからツカツカとグランドに入ってきた。まさか、相手チームの選手をしばくのかと思いきや、主審に向かって「やりましょう。」の一言。正直、俺は心の中で「林さんカッコつけるな!負けたらどうすんだ…。」と叫んでいた。審判も林さんに言われたんで、やっちゃうし。結局は暁星が2-0か3-0で勝ったんだけど、何か、皆が救われたような気がした。(結果論だが)
ルールは、もちろん大事だけど、それ以上に大切なこともある。

※ちなみに、プロパガンダブログ→慶應vs中央の戦評はコチラ

【所要時間:30分】
本日、U-19 、フル代表の日韓戦をまとめて見た。
DVD手配、吉野ありがとう!
U-19 は厳しい内容だった。圧倒されていた。
逆に、フル代表はいい試合だった。
本田強いし、前田もシュートゼロだけど、悪くない。
アグレッシブに守備して、シンプルに攻める。
イタリアっぽいと言えばイタリアっぽいけど、
まだまだ、ザックを評価する気にはなれない。