2011年6月30日木曜日

■「早慶戦 2-1逆転勝利!史上初3連覇」

慶應にとっては史上初の早慶戦3連勝。ここからはじまる。

6月29日(水) 第62回早慶サッカー定期戦@国立競技場
○2-1(0-1)vs早稲田大学

チーム全員で掴んだ勝利。
出場できない悔しさは、絶対に忘れてはいけない。
そして、勝利する喜び、感謝、いつまでも大切にしたい。
もう、気持ちがいっぱいで、何も書けません。
すいません! 

得点者
5分 早大 白井豪
53分 慶大 増田湧介(大塚尚毅)
59分 慶大 黄大城

交代
HT 早大 富山貴光→榎本大希
HT 早大 白井豪→山中真
63分 早大 近藤貴司→奥井諒
72分 慶大 山浦新→香川佑介
79分 慶大 大塚尚毅→武藤嘉紀
80分 早大 小井土翔→佐々木絢也
87分 慶大 日高慶太→松田健佑
ロスタイム 慶大 田中奏一→松下純土

退場
38分 慶大 藤田息吹(警告2枚)
19:00 @国立競技場

【慶應先発】
GK 中川翔太(4年・國學院久我山高)
DF 黄大城(4年・桐生第一高)
DF 松岡淳(3年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 笠松亮太(4年・東京ヴェルディユース)
DF 田中奏一(4年・FC東京U-18)
MF 増田湧介(1年・清水東高)
MF 藤田息吹(3年・藤枝東高)
MF 河井陽介(4年・藤枝東高)
MF 日高慶太(4年・桐蔭学園高)
MF 山浦新(1年・東京ヴェルディユース)
FW 大塚尚毅(4年・滝川第二高)

【慶應サブ】
GK 小島一輝(4年・愛知高)
DF 保田隆介(1年・横浜F・マリノスユース)
DF 香川佑介(3年・横浜FCユース)
MF 山浦公裕(3年・FC東京U-18)
MF 松下純土(2年・國學院久我山高)
MF 武藤嘉紀(1年・FC東京U-18)
FW 松田健佑(4年・慶應NY学院)
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【早稲田先発】
GK 赤堀勇太(4年・ジュビロ磐田ユース)
DF 菅井順平(3年・浦和レッズユース)
DF 畑尾大翔(3年・FC東京U-18)
DF 福田勝也(3年・星稜高)
DF 三竿雄斗(2年・東京ヴェルディユース)
MF 島田譲(3年・鹿島アントラーズユース)
MF 柿沼貴宏(4年・大宮アルディージャユース)
MF 近藤貴司(1年・三菱養和SCユース)
MF 白井豪(3年・三鷹高)
FW 小井土翔(4年・ジェフユナイテッド市原•千葉U-18)
FW 富山貴光(3年・矢板中央高)

【早稲田サブ】
GK 松澤香輝(1年・流通経済大学付属柏高)
DF 山地翔(3年・浦和レッズユース)
MF 山中真(4年・柏レイソルU-18)
MF 奥井諒(4年・履正社高)
MF 畠山祐輔(4年・四日市中央工業高)
FW 榎本大希(2年・横浜F・マリノスユース)
FW 佐々木絢也(4年・青森山田高)


試合前、チャリティサッカースクールが開催された。慶應ソッカー部OBで元Jリーガーの野々村さん来て頂きました。

アップから熱くいく。

エスコートキッズとハイタッチ。そして、MVPの黄テソン。

お祭り前のそわそわした感じが、早慶戦っぽい。

日が落ちてくるころに、キックオフ。

観客は10,400人。水曜ナイター開催を考慮すれば、まずますの動員。ただ、将来的な目標は3万人としたい。観客は圧倒的に慶應の方が多かった。

試合前、リラックスするスタッフ。

序盤、選手はカチコチ、相手のプレッシャーに負けてしまった。

ハーフタイム。1点差で負けて、且つ、一人少ない危機的な状況。須田監督、森本さん、トミケンそれぞれから熱い激が飛ぶ。目を覚ませ!恐れるな!出しきれ!と。

歓喜の瞬間。須田監督に続いて、主務林の体が宙を舞った。

この勝利で満足してはいけない。目標は日本一だから。

お前には最高の仲間がいる・・・。

当然、OB祝勝会も盛上ります。

最後、スタッフと食事。
まだまだ、やるべきことが沢山あります。

【所要時間:35分】今日の勝利。全ての人に感謝。

2011年6月28日火曜日

■「早慶戦パンフ」

早慶戦パンフの表紙と言えば、フクちゃんで有名な横山隆一氏のイラスト。ちなみに、フクちゃんは早稲田のマスコットキャラクター。

今年の早慶戦パンフレットは、
慶應は中町、早稲田は岡田監督のインタビュー。
コレ必見です。
6月29日(水)国立競技場で、是非ご購読下さい!

福岡、現在、ダントツ最下位ですが、マチが怪我から復帰すれば上昇するはず。

学生時代に、ローマクラブの「成長の限界」を読んでいたとのこと。当時から環境問題に関心があったんですな。


今年は、慶應BRBの広告も掲載されています。

【所要時間:15分】
本日、社内ワーキンググループ会合@西麻布。
有志の会ですが、沢山集まりました。

2011年6月26日日曜日

■「TRM vs日体大」



本日、日体大との練習試合。
9:00キックオフ 45分×4本 AWAY(青葉台)
→1本目0-0/2本目1-0/3本目0-3/4本目1-0
※2本目途中からメンバーを総入れ替え。

本日、4本試合が出来ることが、まずもって、ありがたい。
現在、Cチームは30名以上の選手がおり、45分×2本や3本だと全員が試合に出場できない。45分1本だと、なかなか、選手の本質的な所が見え難い。(これは、自分の技量の問題もあるが。)今日は4本やれたので、ある程度の選手をチェックすることができた。
全体を通して、ボールを動かし、しっかりとしたポゼッションからのサイドの崩しを意識した攻撃ができていた。若干、相手の緩いプレッシャーに合わせて、判断のスピードが落ちる場面があったものの、チームとしての意識は高まりつつある。とにかく、攻守の切換、1対1に加えて、ポゼッションからの仕掛けについても継続的に言い続ける。今日、一番の課題はセットプレーのディフェンス。そもそもマークを見ない責任感の欠如。ゴールとボールとマークの位置関係がオカシイ選手。公式戦では一瞬のスキとミスが致命的。基本的な1対1のマークの原則ができていない。あと気になるのは、体の大きさ。デカければよいわけじゃないが、根本的な体が出来ていない。基本的な体作り(筋トレ・食事・回復)を徹底してやる、特に、体幹は当たり前のようにやらないと、Cチームの選手はダメ絶対。

ちなみに、今年の1年生は41名(女子マネ4名!+男子マネ1名含む)。自分たちの現役時代には考えられない人数。人数に関しては、個人的には肯定も否定もしない。もちろん、チーム運営上、大変なことは多々ある。が、これだけの人数が、本気で一つ目標に向かって、戦う集団になった時の可能性に掛けたい。

来週水曜日に迫った早慶戦。Cチームのメンバーは試合には出場しない。悔しさはあるだろうが、オフザピッチ(当日の運営・仕事)でも、早稲田を圧倒する仕事をしよう。と選手には語った。
雑なプレーをする選手。ワンプレーの重みを理解して欲しい。
マルディーニが軽率なプレーをしたことを、俺は見たことがない。


日体大も選手が沢山いましたね。試合途中の選手全員交代は抵抗感(実際にはあり得ない状況だけに…)あるものの、両チーム何度か行う場面があった。

【所要時間:30分】
トップ、Bチームの試合結果は以下の通り。

■第21回大学対抗Jr.リーグ戦【前期】

第11節 vs早稲田大学

10:30 @早稲田大学グラウンド

×慶應義塾大学1-6早稲田大学
早慶戦の前哨戦。Cチームの選手も出場するも残念な結果。
国立では負けられない。→詳細はコチラ

■Iリーグ KEIO-A 第2節 vs東京学芸大学
11:00 @慶應義塾大学グラウンド

慶應義塾大学6-0東京学芸大学

■慶應BRB 東京都社会人リーグ戦
9:00 @東芝鶴見
○慶應BRB 5-1 コンパニエロ久が原
→開幕5連勝。絶対に負けられない戦いが続く。

2011年6月25日土曜日

■「リーグ戦⑧vs神奈川大 劇的勝利」


第9節 vs神奈川大学 11:30 @国立西が丘サッカー場
○2-1(0-0)神奈川大学 …劇的勝利
→公式記録はコチラ
【得点者(アシスト者)】
62分 神大 村岡拓哉
80分 慶大 藤田息吹
90+3分 慶大 藤田息吹

震災の影響で、今日の試合が前期最終節。
終了間際の劇的な逆転ゴールで、勝点3を獲得!

静かな立ち上がり。両チームきっちりディフェンスから入る。8分、左サイドをテソンが切り裂きセンタリングするも合わず。19分、香川からのクサビを大塚スルーで河井がシュートゴール右へ外れる。藤田、増田のダブルボランチがセカンドボールを拾い始めた所で、徐々に慶應ペースへ。24分、慶太CKを笠松ヘッドもゴールならず。アタッキングサードまでボールを何度も運ぶが、神奈川大の最終ラインを崩し切れない。神奈川大は伝統的にチームとして、前線から最終ラインまでディフェンスの意識が非常に高い。前半は0-0で折り返す。
後半2分、増田のミドルシュート枠を外れる。ミドルシュート、低くて速いシュートを。9分、河井が中盤でボールを奪い、大塚との連携で抜け出し、河井のセンタリングも合わせられず。16分、カウンターから左サイドを突かれ、松岡が対応するもクリアーボールが相手にあたりアンラッキーなリフレクションで相手FWとGKが1対1となり冷静に流し込まれて先制点を許す。試合巧者の神奈川大に一瞬のスキを突かれた。ただ、後半16分という早い時間帯での失点、まだまだ時間がある。後半22分、山浦新に代えて田中を投入。慶太が左サイドで溜めをつくり、田中が右サイドを積極的に仕掛け、得点の臭いを漂わせる。35分、ゴール前の混戦から息吹が冷静にボレーを突き刺し1-1の同点。こうなると、押せ押せの慶應ペース、ロスタイム3分、ゴール前で河井の真骨頂、優しくてヤラシイスルーパスを息吹が冷静にインサイドで叩き逆転ゴール、その瞬間、試合終了のホイッスル。まさに、キャプテン翼的な劇的な勝利。試合を決めたのは息吹の2発だが、最後に頼りになるのは、やはり4年生。大塚が90分戦い抜く姿を、ようやく見れた、次は得点。
試合終了のホイッスルで、次の早慶戦に切り換える、準備する。打倒早稲田、チャレンジ精神でいく、チーム一丸で。

【慶應先発】
GK 中川翔太(4年・國學院久我山高)
DF 黄大城(4年・桐生第一高)
DF 松岡淳(3年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 笠松亮太(4年・東京ヴェルディユース)
DF 香川佑介(3年・横浜FCユース)
MF 増田湧介(1年・清水東高)
MF 藤田息吹(3年・藤枝東高)
MF 河井陽介(4年・藤枝東高)
MF 日高慶太(4年・桐蔭学園高)
MF 山浦新(1年・東京ヴェルディユース)
FW 大塚尚毅(4年・滝川第二高)

【慶應サブ】
GK 小島一輝(4年・愛知高)
DF 田中奏一(4年・FC東京U-18)
DF 保田隆介(1年・横浜F・マリノスユース)
MF 山浦公裕(3年・FC東京U-18)
MF 松下純土(2年・國學院久我山高)
MF 森田達見(3年・川崎フロンターレU-18)
FW 松田健佑(4年・慶應NY学院)

【慶應交代】
70分 山浦新→田中奏一

今日は涼しかった。

相手⑩⑪は力あったが、最後まで粘り強くいけた。

スタンドの応援、神奈川大を圧倒。

集中応援日ということで、OBの皆様、また、塾高サッカー部の選手も沢山応援に駆けつけて頂きました。感謝。

興奮冷めやらない試合終了後のロッカールーム。
須田監督と選手の視線は、国立競技場へ!

【所要時間:40分】
貴重な勝点3。後から利いてくる。
ただ、課題も多々あり。ゴール前の迫力、90分をとした集中力、攻守のセットプレーなど。

2011年6月24日金曜日

■「林さんが前田を語る」

暁星林さんが、教え子前田のことを公に語るのは初めてじゃないだろうか…。以下必見です。

-------------
2010年11月3日、ナビスコカップでジュビロ磐田に7年ぶりのタイトルをもたらしたエースは、珍しく弾んだ声で電話口の恩師に勝利を報告した。
「おめえの笑った顔、久々に見たぜ」
「はい。うれしかったんです」

 アルベルト・ザッケローニ率いる日本代表の最前線に立ち、09シーズンから2年連続でJリーグ得点王に輝いた前田遼一は、紛れもなく日本サッカー界のトップスターである。ただし、そのキャラクターにいわゆる“スター性”はない。時代は個人マーケティングの最盛期。たとえピッチを職場とするサッカー選手であっても、あらゆる角度から自身の価値を高める工夫を凝らす必要がある。しかし、前田の立ち居振る舞いからは、自身をうまくマネジメントして、ピッチ外での商品価値を高めようとする意思が感じられない。例えば、本田圭佑の真っ赤なフェラーリと金色のサングラス、例えば三浦知良の華麗なダンスは、やはり彼には似合わない。

【所要時間:10分】
本日、昇格祝い@赤坂。
リスペクトできる先輩が身近にいるって、当たり前じゃなく、ありがたいことだと今更思う、今日この頃。


2011年6月23日木曜日

■「来週、早慶戦。」


チーム一丸で、勝利を再び。

来週6月29日(水)19:00@国立、早慶戦。
勝利すれば、慶應にとっては史上初の3連勝。
とはいえ、慶應は常にチャレンジャーでありたい。

早稲田も相当気合が入っているはず。
※やっぱり、早稲田も「○○君」ですな。

【所要時間:10分】
応援宜しくお願いします!
チケット有ります。(前売り900円/当日1000円)
ご連絡下さい。

2011年6月21日火曜日

■「ドームアスリートハウス」


ドームアスリートハウスにて、慶應ソッカー部選手、体験トレーニングをさせて頂く。ダルビッシュ選手をはじめ、各界のトップアスリートも、ココでトレーニングをしている。選手にとっては、刺激的な2時間だったはずだ。
※トレーニングの詳細は秘密です。

トレーニングマシーンは充実しているが、マシーンをつかうトレーニングは殆んど無し。トレーナーの熱い声が部屋に響く。

綱引きロープを大きく速く動かすトレーニング。
体幹の強さが一目瞭然。これは面白い。


ラストのサーキットトレーニング。
照明が暗くなり、スポットライトが選手にあたる。
そして、「ロッキー」のあの曲が大音量で流れてきたー。
これでやらないわけがない。にくい演出!


フィジカルトレーニング=ツライ という概念が崩れた。
環境、取り組み方次第で全てが変る。

【所要時間:20分】自分が学生の頃に、やりたかった。

2011年6月19日日曜日

■「秀馬@盛岡」

今月で9ヶ月。どんどん大きくなってる。

今週末、嫁の実家、盛岡に行って来た。
初孫ということで、祖父母に溺愛され、ペロペロされてました。ちょっと甘やかし過ぎじゃないかと思いつつも、たまにしか会えないから、しょうがないかと。子育てを全然していない自分が言うのもなんだが、子育てって、ホント難しいなぁと。やさしさと思いやりの違いを、いまさら勉強中。


食べれもしないお菓子を両手に。どうすんの?


★盛岡から、車で被災地に行くか迷う。一度、現地に足を運んで、自分の眼で、鼻で、現場を感じたいという好奇心に駆られる。ただ、何の目的も無しに、野次馬根性で行くのも如何なものかと自問して、結局行かなかった。何らかの形で、被災地のために、いつか必ず足を運びたいと思う。

【所要時間:15分】

<今週末の試合結果>
■関東大学リーグ戦@NACK5
× 慶應ソッカー部 1(0-1/1-2)3 駒沢大

■高校総体 2次予選2回戦
× 慶応義塾 2(2-1/0-2)3 横浜創英
2分慶応、5分創英、22分慶応、66分創英、69分
→残念ながらベスト16にて敗退。

■第10回早慶女子サッカー定期戦 ソッカー女子部
10:30キックオフ @早稲田大学東伏見グラウンド
× 0 (0-0・0-2) 2 早稲田大学ア式蹴球部女子
→初勝利ならず。

■社会人リーグ@富里
○慶應BRB 15(6-0/9-0)0 VIN ROUGE FC
→来週以降も絶対に勝たねばならない勝負が続く。


2011年6月18日土曜日

■「とある記者さんを囲んで」

牛串@麻布十番。初めて来たが美味い。

本日、古い付き合いの某新聞社の記者の方を囲んで飲む。カップラーメンの汁まで飲んでた、あの頃が懐かしいですな。何が起こるか全くわからない時代に、どうやって生きるのがいいんでしょうか。まぁ、楽しい仲間とサッカーボールがいれば、いいんじゃないかなぁと。酔っぱらった。


焼きそばとご飯。炭水化物の戦い。


肉厚が全部イイ感じ。
油断してると、喉に詰まらせて死ぬ。

【所要時間:10分】
明日から盛岡。
リーグ戦vs駒沢戦の勝利を信じて。

2011年6月17日金曜日

■「2年目のレアル・モウリーニョ」


多分、モウリーニョを表紙に持ってくると、雑誌の売上に直接的に影響が出ると思う。この男の言動がいちいち気になるのは、自分だけじゃないのでは。
モウリーニョのジュニア時代のエピソードが最高。「彼が担当するジュニアチームは14連勝をしていたが、あるとき負け、連勝が途絶える。選手たちはショックを受けた。翌日、沈んだ気持ちで練習場に行くと、モウリーニョは【トータル1260分間勝ち続けたことを讃える】と刻んだメダルを選手たちにプレゼントした。」というエピソード。勝つこと、結果を出すことで求心力(勝利でしか生まれないsomething)が高まることを、誰よりも知っている。2年目のレアルに注目。
欧州カップを制したポルト監督33歳ビラスボアスも要チェック。モウリーニョの右腕は、モウリーニョとは全く違うサッカーをする。ファルカオ、フッキのアタッカーは濃いんだよな。今年のCLでポルトがどこまで行くか楽しみだ。ビラスボアス、なかなかいい顔してますし。


元日本代表山田隆裕のインタビューあり。メロンパン訴訟について、Jリーグのセカンドキャリアについて、淡々と語ってる。これからは、資産運用ビジネスをしたい。と、結構色々考えてる人だったのだと。ただただ、右サイドを縦に突破してた訳じゃない。

【所要時間:20分】
サッカーは、色んなことが起きる。

2011年6月15日水曜日

■「サッカークラブは何を売っているか?」

2月のシーズンインから、毎週末、サッカー漬け。
もちろん、好きで慶應ソッカー部に携わらせて頂き、グランドに向かってる訳で、傍からみれば、というか嫁から見れば、子育てもせずに自分だけ好きなことをやって…と言われても致し方ない状況。本当に頭が上がりません。とはいえ、こちらは、こちらで、色々と悩みやストレスを抱えながらグランドに向かう。関東リーグ戦では毎試合厳しい試合が続き、Iリーグではなかなか勝てないし、慶應BRB(OBチーム)に至っては運営面の問題と負けられない試合の連続で毎週末不安だらけ…。
週末にこんなにストレス溜めでどうすんのと、自己嫌悪に陥りそうになる時、いつも、以下コラムを思い出す。愛情があればこそ、この苦脳には耐えられるはずだから。

--------------
2008/4/16付 情報元 日本経済新聞 朝刊

 「プロサッカークラブは観客に何を売っていると思いますか」。三月末、Jリーグのゼネラルマネジャー(GM)講座で講師を務めたリバプール大学のローガン・テイラー博士(サッカー産業グループ)は受講者にそう尋ねたという。
 「夢を売っている」「感動を売っている」「熱狂を売っている」。普通はそう答えるだろう。テイラー氏によれば、違うのだという。「プロサッカークラブは苦痛を売っているんですよ」
 支持するチームが先制されれば、サポーターは心を痛める。負ければ、なおのこと。リードしていても、「追いつかれるのではないだろうか」とひやひやする。勝ったとしても、「次は鹿島戦かよ」と心配になり、「こんなことで1部に残留できるのだろうか」と思い悩む。いつになっても心は休まらず、苦しみは続く。たとえ優勝したとしても、新シーズンに入れば「今季は大丈夫だろうか」と新たな苦悩が始まるはずだ。
 もちろん観客は勝利の歓喜を求めてお金を出しているのだが、実際はほとんど苦痛ばかりをつかまされている。それがわかっていても、またスタジアムを訪れる。
 テイラー氏の講義を聞いたある受講者は、大事なことに思い至ったという。「苦痛を感じてくれるのは、そこに愛があるからですよね。クラブのために苦悩してくれる人。サポーターという言葉は、そう定義づけることができるのではないでしょうか」。確かに、歌手や音楽家や俳優や画家を支持するのとは、心理的なつながり方が決定的に異なる。 「クラブ関係者は、苦しみを抱えている人々と日々向き合っているということを意識しなくてはならない」とテイラー氏は訴えたという。その点をおろそかにしてしまうと、愛はときに破局を迎える。(吉田誠一)
----------→日経電子版 便利です。

【所要時間:15分】
ピルロの白黒ユニ、絶対似合わないって。
せめて、海外のチームに移籍して欲しかったが。

2011年6月12日日曜日

■「Iリーグ③vs国士舘大 敗北」

90分間戦い抜く強さを。

Iリーグ:KEIO-B 第3節 vs国士舘大学
10:00 @慶應義塾大学グラウンド 晴れ

×
1-3(1-2)国士舘大学 悔しいが力不足。

【得点者(アシスト者)】
17分 慶大 小林剛(竹尾友佑)
27分 国大 16番
45分 国大 2番
85分 国大 16番

Iリーグ第3節。前日トップの国士大の勝利に続けと勢い勇んで試合に臨むも、結果は1-3で完敗。毎度毎度、呪文のように「立ち上がり10分は0で抑える、相手両サイド付近(KEIO SPACEと名付ける)にシンプルに。」と唱え、徹底。スピードのある相手FWに何度かピンチをつくられるも、GK峰を中心に守り抜き、17分左サイド竹尾のセンタリングを小林が合わせて先制。理想的な形での先取点を奪った。得点直後も、とにかく集中力を切らせずに何とか守り抜くも、センターバック馬場の負傷退場。ボランチ達也をセンターバックに下げて緊急処置をするも、27分左サイド崩されセンタリングを中央で合わされて同点に追い付かれる。ただ、セカンドボールに対する反応も良く、試合内容としては一進一退が続く。しかし、前半終了間際、44分にFKからヘディングで決められ1-2に逆転され前半を折り返す。悔やんでも悔やみきれない時間での失点。ファールしてはいけない場所と時間だった。セットプレーのDFも全体的に緩い。ポジショニングと責任感。相手にやらせないマークの付き方。
ハーフタイム、後半20分過ぎまで耐えればチャンスは必ず来ると。後半キックオフ直後、DFラインの裏を取られてGK1対1、シュートがバーに当たりそのこぼれ球をFWとDFが交錯、何だかわからないが、PKを与えてしまう…。前半同様に慎重な試合の入り方をしなければいけなかった。PK、一度は決まるも、キッカーが蹴る前に他の選手がエリアに入ったことでやり直し。2度目のPKを峰が気迫のセーブでストップ。慶應のペースに傾きかけたが、FW平戸へのロングボールを当てて、セカンドボールを拾う慶應の戦術を国士舘にことごとく弾かれる。細かいパスを繋いで両サイドへの素早い展開を意識した攻撃が上手くいかない。両サイドが徐々に下げられる。同点に追い付くべく、3人の交代選手を送り込むも、国士舘のDFラインを最後まで崩すことが出来ず、試合終了5分前にカウンターから決められ1-3と突き放され、そのまま試合終了。相手の方がタフだった。90分間戦える選手が少ない。1年生が多いので仕方が無いと言えばそれまでだが、90分間戦い抜く体をつくること。筋トレ、食事といった面も今から徹底して欲しい。荒削りだけど可能性はある。と福井総監督からも試合後コメントを頂く。
しかし、色んな意味で悔しい試合。隣でベンチを何度となく蹴り上げるグラマネの心境は痛いほどわかる。が、立場上、冷静を保つ自分がいる。個人の課題、チームの課題は明確である。2~3日、キッチリ練習を見たいと思いつつも、物理的に無理なわけで、グラマネと密に連絡を取って、やっていくしかない。一度、メンバーをフラットにして、次の試合に臨む!

【慶應先発】
GK 峯達也(1年・桐光学園高)
DF ハラード アレキサンダー ジョージ(1年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 林賢一郎(4年・ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)
DF 馬場達月(3年・サレジオ学院)
DF 池永和将(1年・慶應ニューヨーク学院)
MF 鈴木達也(3年・都立駒場高)
MF 浅間翔大(1年・暁星高)
MF 竹尾友佑(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 中野周平(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
MF 小林剛(1年・鎌倉高)
FW 平戸奨眞(1年・暁星高)

【慶應サブ】
GK 正岡遼(4年・川和高)
DF 山田慎(2年・湘南高)
MF 菅原崇人(1年・小倉高)
MF 紫垣健太郎(2年・慶應義塾湘南藤沢高)
FW 杉野健佑(1年・東京学芸大学附属高校大泉校舎)
FW 中谷真史(3年・慶應義塾高)
FW 長井俊興(1年・慶應義塾志木高)

【慶應交代】
20分 馬場達月→紫垣健太郎
53分 池永和将→山田慎
57分 竹尾友佑→長井俊興
70分 小林剛→杉野健佑
84分 ハラードアレキサンダージョージ→中谷真史


トップの選手も応援に駆けつけていた。


相手の状況を見ながら、ファーストディフェンスの位置を設定できれば、90分間を通してもう少し安定した試合運びが出来るはず。やみくもに前から行くのも良くないし、ただ、どフリーで良いボールを裏に蹴られるのもキツイ。

【所要時間:35分】
サッカーはシンプルなスポーツだが、本当に難しい。

2011年6月11日土曜日

■「リーグ戦⑦vs国士舘大 勝って反省」

本日、集中応援日。応援指導部のチアの姿もあったが、あまり目立ってなかったけど…。

第7節 13:50 @国立西が丘サッカー場
○2-1(2-0)国士舘大学
 …勝って反省。
→公式記録はコチラ

【得点者(アシスト者)】
11分 慶大 武藤嘉紀(山浦新)
32分 慶大 武藤嘉紀
70分 国大 服部康平

西が丘、曇り空。慶應の前の試合で、早稲田がしぶとく1-0で勝利。慶應も負けてられない。
怪我人、出場停止が複数いる中で掴み取った勝点3、非常に価値がある。一方で、反省点も多い。得点直後に何度もピンチを招いてしまった。相手のミスに助けられたが、得点直後に「緩む時間」を絶対に与えてはならない。

開始11分、河井、増田と繋ぎ、山浦新のセンタリングを武藤が合わせて先制。直後にDFラインの裏を突かれてシュートを打たれポストに助けられる。序盤、左サイド河井が起点となり、テソン、増田、松下のサイドチェンジで右サイド山浦のドリブル&センタリングという流れで何度もチャンスをつくる。山浦新の独特なリズムのドリブル(癒し系ドリブル)は、確実にセンタリングもしくはCKを獲得、立ち上がりペースを掴む。リーグ戦初スタメンの香川も90分通して良く声が出ていた。一番声出てたかな。序盤に一発やられたが、その後は何とか踏ん張って、後半30分までは及第点。ラスト15分は厳しい場面もあったが、無理な攻め上がりもなく、大きな判断ミスが無かった。
19分、CKで笠松が交錯して一時退場。DFラインに松下が入り、冷静に対応。26分河井→武藤シュートもGKセーブ。30分センターサークル付近で山浦新がボールを奪い、武藤がこぼれ球を拾ってドリブルで持ち込みシュート2-0追加点を奪う。33分、またも得点直後にDFラインの裏に走り込まれGKと1対1のピンチを招くもゴールならず。41分、河井→新→慶太とつないでシュートも枠を外す。慶太の圧倒的な運動量とセットプレーでの貢献は大きい。後は、フィニッシュの精度。前半を2-0で折り返す。
後半3分、慶太CKを松下が頭で合わすもゴールならず。7分、相手カウンターからGKと1対1でシュートを打たれるも、またもポストに救われる。11分DFラインでのボール回しを奪われピンチを招くも相手のミスに助けられる。後半22分、トリックプレーのFKからチャンスをつくるが決め切れない。32分右サイドからのセンタリングを中央で頭で合わされ2-1と1点差に詰め寄られる。直後34分、左サイド河井→武藤と繋いで、中央フリーな森田シュートはバーの上。途中交代の森田に決めて欲しかった。44分相手DF⑥が2枚目のイエローで退場。その後はDFラインも安定、2-1で何とか逃げ切り勝利。初の2連勝。6月は謙虚に全て勝つ!

【慶應先発】
GK 中川翔太(4年・國學院久我山高)
DF 黄大城(4年・桐生第一高)
DF 松岡淳(3年・慶應義塾湘南藤沢高)
DF 笠松亮太(4年・東京ヴェルディユース)
DF 香川佑介(3年・横浜FCユース)
MF 増田湧介(1年・清水東高)
MF 松下純土(2年・國學院久我山高)
MF 河井陽介(4年・藤枝東高)
MF 日高慶太(4年・桐蔭学園高)
MF 山浦新(1年・東京ヴェルディユース)
FW 武藤嘉紀(1年・FC東京U-18)

【慶應サブ】
GK 増川翔太(1年・柏レイソルU-18)
DF 赤木努(3年・大宮アルディージャユース)
DF 長尾賢太郎(1年・ヴィッセル神戸U-18)
DF保田隆介(1年・横浜F・マリノスユース)
MF 森田達見(3年・川崎フロンターレU-18)
MF 岩田修平(2年・名古屋グランパスU-18)
FW 松田健佑(4年・慶應NY学院)

【慶應交代】
65分 山浦新→森田達見
90+1分 武藤嘉紀→松田健佑


ウォーミングアップ。低くて速いシュートが見たい。

須田監督と選手のコミュニケーション。序盤は、前からの積極的なプレスの指示が飛んだ。

攻守の切換えもっともっと速く。

4年生で初めてリーグ戦のピッチに立つ松田。終盤、勝ってれば必ず出番があるはず。と信じていたが、ホントに来た。勝負の世界は厳しいからこそ、こういうシーンはグッとくる。

蒸し暑いピッチ。コレからもっと暑くなる。

西が丘というと、このカット、この眺め。

部員、関係者、保護者、全員で掴んだ勝利。

試合後のロッカールーム。
みんなのために戦ったそれぞれの試合が終る。

【所要時間:50分】明日、Iリーグも勝ちたい。

■「チームドクター」



本日夜、慶應病院へ。
選手の入院でも、お見舞いでもなく、チームドクター探し。
現在、大学ソッカー部では三浦トレーナーが本当に一生懸命現場で選手のコンディションをサポートしてくれている。だが、今年は怪我人が多い。怪我を予防するための施策、怪我を早く治し復帰させるための対策の2つが必要。気になっていたのが、各選手がそれぞれ個別の病院に通っていること。関東労災にいく選手もいれば、地元の病院に行く選手もいる。それ自体悪いことではない。ただ、各病院の先生によって当然ながら診断が異なる。専門の治療部位も違えば、サッカーの競技性(試合のスケジュールなど)を理解しているしていないなど、診断にバラつきがあるのは当然。そんな中で、特定の第三者が診断を再チェックし、三浦トレーナーと連携が取れれば、より迅速かつ安全に選手が復帰できるシステムが作れるのではないかと思っていた。

慶應BRB松本先輩の紹介で、
塾高サッカー部OBで医学部の先輩をご紹介して頂く。
とりあえず、熱く慶應サッカーの現状と未来を語る。
「サッカー好きのドクターは意外と多く、現場に携わりたい人はいるのでは。」との前向きな反応を頂く。部の運営上、お金は一切払えないボランティアで協力して頂くという大変ずうずうしいお話にも関わらず、真摯にお話を聞いて下さったT先生に感謝。

慶應義塾には体育学部は無いが、医学部がある。
何か面白いコラボレーションが出来ればと思う。

理想はミランラボ的なイメージ。
最新のスポーツ医学の知見が集積する機関。
→過去ブログで書いたつもりがあまり書いてなかった。
一応、慶應サッカーでは、小学生から社会人まで、メディカル的に膨大なデータは取れますから。もっと言えば、慶應義塾体育会全体でやれば、すごく面白いデータとか取れそうなきがするけど。まぁ、そんな簡単な話では無いな。

【所要時間:15分】
大学1年時、2年時と2度、自分自身、慶應病院の先生に足首の人工靭帯の手術を受けた。リハビリして復帰して、また怪我をして、負のスパイラル。どうして自分だけが…と思ったが、今思うと、運が悪かったから怪我をしたのではなく、何らかの理由があったのだと思う。