本日夜は、サッカーを愛する会(仮称)@SCOUT。
ゲストに、元NHKアナウンサー山本浩さん、Y新聞社Sさん、百瀬俊介さん(元メキシコサッカー選手/以前ブログにも登場)を迎えて、熱くて、深いサッカートークを堪能させて頂きました。
サッカーファンであれば、山本さんの名言に、心を振るわせたことが一度はあるはずだ。
- 「東京千駄ヶ谷の国立競技場の曇り空の向こうに、メキシコの青い空が近づいてきているような気がします」(1985年10月26日、W杯メキシコ大会アジア最終予選・日本対韓国)
- 「マラドーナ…、マラドーナ、マラドーナ来たーっマラドーナーッ!」(1986年6月22日、W杯メキシコ大会準々決勝・アルゼンチン対イングランド)
- (オープニング)「いつもの空、いつもの風、そして、いつもの芝。しかし空気だけは今年は違います。第78回天皇杯決勝戦。全国に共感を巻き起こしながら今日を最後の横浜フリューゲルス。対する清水エスパルスは初めての決勝戦です」 (エンディング)「私達は忘れないでしょう。横浜フリューゲルスという、非常に強いチームがあったことを。東京国立競技場、空は今でもまだ、横浜フリューゲルスのブルーに染まっています」(1999年1月1日、天皇杯サッカー決勝・横浜フリューゲルス対清水エスパルス。横浜フリューゲルス最後の試合) などなど、名言があり過ぎて書き切れません!
昨日、初めて山本さんとお話をさせて頂いたが、山本さんのコメントの一つ一つに独自の視点が含まれていることに感動。それは、多分、自身の取材に裏打ちされたsomethingがあるからだろう。(特に、私達、一般サラリーマンとの比較でのコメントは興味深かった。)岡田監督から本音を引き出せる人がいるとすれば、多分、山本さん以外にいないと確信した。
「南アフリカの治安」「日本代表について」「日本人ストライカーについて」「ドーハ」「オシム、ジーコ」「フランスW杯のカズ」などなど、とりとめも無く、皆で語り合った。
なぜ、昔みたいに日本代表に熱くなれないのか?の質問に対して。 「座布団4.5枚は多過ぎたのでは・・・。」と。
確かに、アジア枠が3.5しかなかったら、また違った世界があったのだろう。
ポルトガル、スウェーデン、チェコといった強国ですら、もがき苦しんでいる現実を理解しなければ、日本サッカーの本当の意味での発展はない。
百瀬さんごめんなさい…。 湯山、一言くらい発しろよ。
しかし、毎度ですが、熱くて、濃い、メンバーですねぇ。
SCOUTの真っ白な壁に、山本さんのあの言葉が!
ちなみに、この店には、Jリーガーも多数来ているのですが、誰も書かせていなかった…。山本さんの言葉から、この白い壁が黒く染まるってのも、素敵ですね。
「そこにいるのは、私たちです」 (思い出すだけで、鳥肌が…)
★「このピッチの上、円陣を組んで、今、散った日本代表は、私たちにとっては『彼ら』ではありません。これは、私たちそのものです」(1997年11月16日、W杯フランス大会アジア第三代表決定戦・日本対イラン。延長戦開始直前の発言。)
まだ、読まれていない方は必読!(課題図書です)
【所要時間:40分】 No Football,No Life!!