ソッカー部も合宿所の掃除には定評があります
本日、日経本紙に折り込み配布されているフリーマガジン「THE NIKKEI NAGAZINE」(7月号)にて、『ジェントルマンシップへの回り道』という特集記事が掲載されてました。
伝統高の早稲田大学と明治大学のラグビー部が、くしくも今年、大学チャンピオンになるために同じ目標を掲げた。それが、部員の日常生活の見直し、挨拶や掃除、礼儀や謙虚といった、当たり前のことをキッチリやる、いきつくところ「ジェントルマンシップ」とのこと。日本一を常に目標として掲げる、名門が原点回帰で、今さらこうした目標を掲げることが、個人的には非常によくわかります。っていうか、納得&共感!正直、プロも学生も関係なく、ジェントルマンとしての振る舞いができなければ、スポーツ業界の社会的な地位は全く上がらないし、社会的に認められない訳ですから。
- 私生活で細かいことに気を配れない人間は、プレーでも細かいことを追及できない。
- 相手より先に挨拶することは、試合中のコミュニケーションに繋がる。
- ゴミを見つけて、無意識に拾えるようになれば、こぼれ球や味方のミスにも体を張れる。などなど・・
「ゴミ拾いとボール奪取」など、若干、強引な考え方(コジツケ?)かもしれませんが、個人的には絶対に必要な要素だと思うし、何を隠そう、自分もよくグランドで同じようなこと言ってますので!
そして、以下、重要なことが書かれてました。
単純にルールを守ればいいというものではない。意味を考えずにマナーがマニュアル化するのが組織を硬直化させる一番危険な落とし穴である。最終的には、選手一人一人が、その時、その場で必要な振る舞いは何かを判断する力を身につけて欲しい。と。
とはいえ、この記事を読んで、率直に感じたことは、「ジェントルマンへの回り道」とはいえ、正直、ジェントルマンへの「道」に気付くのが大学では遅いなと思う。小中高校レベルで、挨拶、ゴミ拾い、相手チームに対する敬意、スポーツマンシップなど基本的なことは身につける必要がある。一貫教育での慶應なら、より自然な形で浸透できると思うし、浸透させていきたい。そのためにも、まずは、大学ソッカー部が見本と見せないとダメだ。
【所要時間:30分】
以前のブログで「早稲田力」について書きましたが、大学サッカーだけでなく、大学スポーツ(体育会)を取り巻く環境は、なかなか難しい。