2010年6月6日日曜日

■「総理大臣予選 vs専修大 勝利」


今日は、夏でした。
 
2010年6月5日(土)
第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント
関東代表決定戦第2回戦vs専修大学13:50@中央大学グラウンド

○2-0専修大学

個人的には、3試合ぶりの公式戦。良い試合内容だった。ただ、明日の勝利こそが価値を持つので、何とも軽い発言は出来ない。(昨年、尚美大学に負けて本大会出場を逃している訳で。)

前半、専修大学の3トップのスピードと、2列目からの飛び出しに戸惑う場面があったが、15分過ぎからは落ち着きを取り戻し、0-0で前半を折り返す。後半は、3トップをキッチリ抑えるとともに、中盤のディフェンスの意識を高めることで、徐々に試合のペースを掴む。後半15分に河井と加美のダイレクトショートパスで右サイドを崩し、田中のセンタリングを川久保が冷静にゴールに流し込み先制。3人目の動き出しの見本を見た。川久保の運動量、ゴールへ向かう姿勢、良くなってきている。その15分後に河井のCKから笠松が頭で合わせて追加点。理想的な追加点。笠松にはセットプレーからの得点力アップに期待。 終盤、自陣でのファールの多さが気になる。上背のある選手が少ない分、ゴール前でのセットプレイは極力抑えなければやられる。
トップに入った河井のボールの受け方、スペースのつくり方&見つけ方は、さすがだなと。最終ラインから中盤にかけて、コーチングを絶やさす、集中力を最後まで切らせなかったことが勝因。個人的には、前半、対面の専修大⑪に圧し込まれた右サイドバック田中が、後半完全に相手をシャットアウトし(もちろん中盤から前線のサポートがあったから)、右サイドの主導権を握ったことを評価。「お前、それじゃ、プロなんかいけないぞ。」とハーフタイムの李監督のつぶやきが効いたか否かは知りませんが。

※専修大は後半頭から2人選手交代をしてきた。明日の決定戦を意識した交代だったのか、事実はわからない。ただ、慶應としてはこの試合に全てを賭けて戦った。明日のコンディションを考慮した交代は一切無かった。
 
【得点者(アシスト者)】
60分 慶大 川久保理(田中奏一)
76分 慶大 笠松亮太(河井陽介)
 
【慶應先発】
GK 中川翔太(3年・國學院久我山高)
DF 黄大城(3年・桐生第一高)
DF 三上佳貴(4年・藤枝東高)
DF 笠松亮太(3年・東京ヴェルディ1969ユース)
DF 田中奏一(3年・FC東京U-18)
MF 藤田息吹(2年・藤枝東高)
MF 大塚尚毅(3年・滝川第二高)
MF 山浦公裕(2年・FC東京U-18)
MF 加美義人(4年・済美高)
FW 川久保理(2年・國學院久我山高)
FW 河井陽介(3年・藤枝東高)

【慶應サブ】
GK 小島一輝(3年・愛知高)
DF 横川達郎(4年・渋谷教育学園幕張高)
DF 岩田修平(1年・名古屋グランパスU-18)
MF 日高慶太(3年・桐蔭学園高)
MF 松下純土(1年・國學院久我山高)
FW 深澤良(4年・清水東高)
FW 森田達見(2年・川崎フロンターレU-18)
 
【慶應交代】
68分 山浦公裕→日高慶太
71分 大塚尚毅→松下純土
87分 川久保理→深澤良


リーグ戦とは異なる環境だったが、アップから集中力を高め、試合への入り方は悪くなかったと思う。
 

ハーフタイム。後半は運動量で相手を上回った。
走らなければ、パスは回らない。
  
得点を決めた後、イエローさえ貰わなければ、喜びを爆発させることは良いことだ。ただ、その直後が危険な時間帯であることを認識する必要もある。
 


総理大臣杯は連戦!
明日、関東代表をかけて中央大学との戦い。
選手のコンディションは、当然厳しいが、それは中央大も同じ。
総理大臣杯に出場し、1試合でも多くの公式戦を戦うことで、チーム力の底上げされ、リーグ戦での結果に繋がるはず。
試合に出場する選手同様に、試合の準備やリサーチなど、チームを支えるメンバーにとっても連戦は本当に大変だ。徹夜に近いメンバーもいるだろう。だからこそ、部員一丸となって勝利を掴み取りたい。
 
【所要時間:40分】
しかし、中央大学の多摩キャンパスはデカイ…。少々、遠い。
モノレールに乗って、小旅行気分を味わうしかない。