2010年1月29日金曜日

■Number「大学ラグビー新時代」



会社同期の冨樫に「サッカーばっかじゃなくて、たまにはコレも読めよ。」と会社でNumberを渡される。読みたかったんだ…。けど、正直、「大学ラグビー」そのものに少々嫉妬があるのだよ。 そりゃそうだろ、「大学サッカー」でNumberがココまで大きな特集を組むなんてあり得ないから…。

伝統校(早慶明)と新興校(帝京、東海etc)の未来を、現在、過去から分析。個々の大学が何を目指し、どう取り組んでいるのかが少しだけだが見ることができる、面白い。どこの大学も日本一を取るために、勝ち続けるために模索し、迷走し、挑戦し続けている。

帝京大学、学生コーチを選ぶために、1週間、長い時は1日10時間のミーティング。学生コーチを選ぶ過程が選手の意識を変える。

慶應義塾大学、「小よく大を制する」これを実現できるのは慶應しかない。と言い切る。伝統校の中で最も大所帯の部員数145名をまとめるだけでも大変だ。

早稲田大学、「あいまいな意識との戦い」。シャロー・ディフェンスのリスク。大学選手権に敗れて、試合直後に秩父宮ラグビー場の近くの建物の一室に入り、負けた試合をモニターテレビで分析する。このストイックさ、凄い。個人的に中竹監督好きだ。いつか会いたい。

明治大学、吉田監督の苦悩が文面に出まくり。っていうか、ココまで出して良いのかと少々不安に思うくらい。俺が主将だったら…と思う気持ちもわからなくもないが、繊細な指導者の戦いは続く。来年どうなるのか楽しみでもある。

今年の関西リーグを制した関西学院大学は、フルタイムのコーチを置かずに(置かないのか、置けないのかは不明)、学生主体のチームとのこと。附属高校の強化が実を結んだと書いてある。興味あり。

※大阪朝鮮高級学校とタックルマン石塚武生氏の話も熱い。


【所要時間:25分】
大学は圧倒的にラグビーだが、社会人・プロリーグになると、トップリーグのラグビーより、Jリーグ(サッカー日本代表)の方が圧倒的に人気が高い。高校野球と六大学野球とプロ野球。色々ありますな。