2009年9月27日日曜日

■Iリーグ最終戦vs日体大


 
Iリーグ最終戦 vs日体大
△2-2(1-1) 終盤で追い付くのがやっと

Iリーグ最終節を1勝3分けで迎える。試合前、前節の筑波大戦のビデオを見ながらミーティングを行う。前期やってきたことの確認。「1対1」「攻守の切り替え」「サイドチェンジからの仕掛け」「試合序盤の入り方」など。とにかく、勝つしかないと全員で円陣を組み試合に臨む。メンバー表を見ると、日体大のベンチには2名の選手の名前しか書かれていなかった…。

立ち上がり慶應ペースで試合が進む。ディフェンスラインからビルドアップを丁寧にしてくる日体大に対して、前線からのプレスが効果的に効いてチャンスを何度かつくる。基本的に、前線にボールを放り込まれるよりも、キッチリ繋いでくるチームの方がやりやすい。前半10分、CKからのこぼれ球を藤村タツオ(3年)がセンタリング、曽我ゆうま(1年)が頭で合わせて先制。前半、このままで折り返したかったが、終了間際43分に、ゴール前を個人技で突破されてゴールを許す。
ハーフタイム、内容的には互角以上の戦いをしている、戦術を徹底して、自信を持って戦えば勝てると。後輩序盤は、一進一退でお互いに決定機を決めることができない。後半20分、ゴール前のFKを直接決められ1-2と逆転される。失点と同時に、望月剣(3年)を投入。意気消沈させたくなかった。25分を過ぎると日体大の運動量が落ちて来た。33分鈴木達也(1年)を投入し、中盤でのハードワークから厚みのある攻撃を狙う。しかし、ゴール前までボールを運ぶものの、決定機を演出できない。日体大の遅延行為ギリギリのアクションに慶應選手が苛立つ。その苛立ちを逆撫でするような行為を日体大が被せる。自分も現役時代で、選手で出てたら切れるだろうなぁと思いつつ、慶應の選手がどう対応するか冷静に見守った。試合終了間際の43分、重本和宏(2年)からのパスをオーバーラップした今村匠(2年)が冷静にゴールに流し込み同点とする。必ず逆転できるチャンスが来ると信じて猛攻を仕掛けるも、決定的なチャンスはバーを越えて試合終了。ナイターが、やけに暗く感じた。

Cチーム Iリーグの戦績

1勝6敗4分 得点8 失点25 
順位 12チーム中11位

相手との戦いの前に、自分との戦いをしているのか?
Cチームの存在意義を証明するために、何をしなければいけないのか?
4年生として、最後、チームに、後輩に何を伝えるのか?
もちろん、自分自身も選手に何を伝えられるか、もう一度考える必要がある。
 





【所要時間:25分】1勝しか出来なかった現実