スカパーの調査で明らかになったそうです。率直に感じたことは、「やっぱりな」ですかね。この前、関連ネタはブログにも書きましたが…。 →日本のサッカーメディアがダメな理由
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スカパーJSATの調査結果によれば、サッカー有識者の7割が国内のサッカー中継の内容に不満を持っているという。
調査はJリーグクラブ関係者、高校・ユース・大学サッカー指導者、サッカー関連メディア関係者、海外・国内のサッカージャーナリスト、サッカーテレビ番組制作担当者など、100人にFAXやメールによって行われ結果、番組内容に73%、実況には79%、解説については71%の人が不満を覚えているという。
海外サッカーの中継に関しては、それぞれ25%から33%の人が不満と答えており、→詳細はコチラ
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実況、解説、ピッチレポート、カメラワークなど、サッカー中継を楽しく魅せるためには、様々な重要な要素がある。とはいえ最近、感じるのは、意外とサッカーやってない人も、サッカーのことよく知っているなと感じる。もちろん、私の職場はスポーツ経験者が多いのかもしれないが、思っている以上によくサッカーのこと知っているので、ど素人に合わせた解説を無理にする必要はなく、地上波でも玄人的な解説(オフザボールの動きがどうのこうのとか)しても十分ついてこれるんじゃないかと思う。逆に、ウンチクの一つや二つを教えてあげた方が良いと思う。
個人的には、ジローラモ的なピッチ外のゴシップ系ネタが好きだ。選手の人間性に興味がある。プレーには関係なんだけど、例えば、ACミランのカラーゼ選手が弟を誘拐されながらも、黙々と試合に臨んでいたことを知った時、彼のプレーを見る目が自分の中で変わったりしたから。
話飛ぶが、セルジオ越後氏の後継者がいないのが、正直、日本サッカー界の不安要素だと強く感じる。選手を正面から批判できるジャーナリストというか、解説者が誰一人として育っていない。選手に嫌われたら取材出来ないという心理もわからなくないが、それじゃ選手も、日本サッカーも強くなるわけがない。もちろん、忘れてはならないのが、セルジオ越後氏のバックボーン。彼は、サッカーがマイナースポーツだった(僕らが小学校低学年)時から、サッカー教室とか、色んなサッカー教室で全国行脚して、多分、俺ら世代のサッカー少年だと、昔どこかで一度は、彼とボール蹴ってると思うんだよね。彼がユニフォームのお腹にボールを入れてゴールに入るシーンは、衝撃だったし、サッカーって何でもありなんだと初めて体験させてもらった。そうした、地道な草の根運動をしてきた男、セルジオだから言えることなのかもしれない。
【所要時間:25分】しかし、副音声の解説ってのも微妙だ。