2009年8月16日日曜日

■サッカー雑誌を読み漁る「footballista」他

基本的には、サッカー本(技術本は特に)とか、雑誌などはあまり読む方ではなのですが、今日は、何故か一気に読みました。一応、コーチングの本なども読んではいるのですが、どうしても、本で得た浅はかな知識をグランドで披露すると、墓穴を掘るケースが多いんですよねぇ。やっぱり、自分の言葉じゃないと選手には伝わらないし、何よりも、選手の心を開かせることが一番難しいですから…。


           ライカールトとテン・カーテのコンビ


モウリーニョの懐刀ルイ・ファリア(33歳)ってどんな奴だ?

「footballista」-特集:テクニカルスタッフとは-
サッカー専門新聞「エルゴラッソ」を発行しているスクワッド社が出している週刊サッカー専門誌。実は、購入してちゃんと読んだのは初めて。(すいません!山田さん。以前、色々お話させて頂いたにもかからず…。⇒過去ブログはコチラ) 特集タイトルに惹かれて買って読みましたが、めちゃ面白い!当たり前ですが、監督だけではチームの運営はもちろん無理で、アシスタントコーチ、GKコーチ、フィジカルコーチ(コンディション/回復)、スポーツディレクター、スカウトマネージャー、医療スタッフ、マッサージ、フィジオセラピストなどなど様々なテクニカルスタッフを配置している。監督によって、それぞれ特徴があるのがこれまた面白い。ベンゲルなどはクラブ運営が中心(13年間同じスタッフ)で、練習場に顔を見せずに、アシスタントコーチに任せることもあるほどらしい。一方で、モウリーニョは、彼の片腕とされるフィジカルコーチ兼助監督のルイ・ファリアをはじめとする自身の子飼いスタッフと、クラブ生え抜きのスタッフの混成軍でチームを組むとのこと。これは、モウリーニョの希望によるもので、監督である自分がクラブを去っても、自分の仕事をクラブの財産として引き継げるようにクラブの内部スタッフを入れるとのこと。⇒エゴイスト的な印象が強いモウリーニョにしては、意外だなと。モウリーニョについては、個人的に好きなので、時間がある時に書きます。ポルトガルで開発されたトレーニング理論である「戦略的ピリオダイゼーション」(私もつい最近、この言葉知りましたが…)は非常に興味深いです!


森本さん(慶應ソッカー部コーチ)の会社データスタジアム発行のスポーツマネジメント雑誌。非常にわかりやすく、Jリーグのチームと世界のクラブチームの経営状況が書かれてます。収入をスポンサー費(親会社の補填含む)に頼るJリーグの経営は危険かもしれない…。スタジアムランキングでは、フクダ電子アリーナが1位でした。リーグ戦で初めて行きましたが、確かに、あそこは独特の雰囲気と、何より観やすかったですね、納得。各チームとも色んな経営努力をしているものの、やはり、世界と比べるとサッカーが生活の一部になっている国との差を感じます。ブームではなく、地域の方々の生活の一部、文化にサッカーを育てていかないとダメだ。


上記SMRと同じテーマだったので読んでみた。東京ヴェルディ、岐阜、愛媛FC、山形、湘南などの実情が書かれてました。いやー、読めば読むほど、厳しいんだなぁーと。
 
 
【所要時間:40分】
本日、神戸大学との定期戦は4-0で勝利しました!