2010年11月4日木曜日

■「リーグ戦⑲vs流経大 残留決定」

李監督の今季限りの退団が決まって、最初の試合。

先週日曜日、日吉で全体ミーティングが行われ、
李監督の今季限りの退団が正式に発表された。
皆、李監督に思うところはあるはず。
残り4試合、インカレ出場の可能性が無くなっても、
俺らは負けられない。
★李監督の去就、ソッカー部の来期の体制については、
 後日、ご報告します。

オリンピック代表候補3名を要する昨年の王者流経大だが、今季は全く元気がない。順位も現在慶應の下で10位。
序盤、慶應が試合をコントロール。ビルドアップで何度かボールを奪われるも、恐れずに積極的にボールを回す。前半20分にオフサイドギリギリで飛び出した深澤が、角度の無いところから技ありループで先制(もしかしたらセンタリングかもしれんが…)。1-0で前半を折り返す。
後半5分、右サイド田中と加美で崩しセンタリング、河井がスルーして、日高が左足でサイドネットに突き刺し追加点を奪う。後半、相手の出鼻を挫く大きな追加点。その後、流経大は前掛かりに攻めてくる。セットプレーで何度かピンチを招くも、GK中川を中心に最終ラインが体を張ったディフェンスで防ぐ。ディフェンスラインの集中力は最後まで高かった。35分に藤田が2枚目のイエローカードで退場。イエローカードをもらった2つのプレーだけを見れば、仕方ないとも言えなく無いが、2点差で勝っているこの試合展開、チームの中心選手が退場になることの重大さを認識すべき。勝敗の責任を背負うことができる選手だから、なおさらに思う。試合終了後、早々に制服に着替えていた、藤田の心境はわからない。

本日の試合に勝利し、慶應の1部残留が決定した。
正直、まずはホッとしている。
残り3試合、未来に繋がる試合を。

第19節 vs流通経済大学
13:50 @龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド

○2-0(1-0)流通経済大学
→公式記録はコチラ

【得点者(アシスト者)】
20分 慶大 深澤良
50分 慶大 日高慶太(加美義人)

【慶應先発】
GK 中川翔太(3年・國學院久我山高)
DF 黄大城(3年・桐生第一高)
DF 笠松亮太(3年・東京ヴェルディ1969ユース)
DF 三上佳貴(4年・藤枝東高)
DF 田中奏一(3年・FC東京U-18)
MF 藤田息吹(2年・藤枝東高)
MF 日高慶太(3年・桐蔭学園高)
MF 横川達郎(4年・渋谷教育学園幕張高)
MF 加美義人(4年・済美高)
FW 河井陽介(3年・藤枝東高)
FW 深澤良(4年・清水東高)

【慶應サブ】
GK 小島一輝(3年・愛知高)
DF 甲斐公博(2年・横浜F・マリノスユース)
DF 香川佑介(2年・横浜FCユース)
MF 松下純土(1年・國學院久我山高)
MF 山浦公裕(2年・FC東京U-18)
FW 風間荘志(3年・暁星高)
FW 森田達見(2年・川崎フロンターレU-18)

【慶應交代】
60分 深澤良→風間荘志
70分 加美義人→山浦公裕
85分 横川達郎→松下純土

【退場】
77分 慶大 藤田息吹 (警告2回目)


たつのこフィールドは控室が1つしかない。前の試合があったため、試合前のミーティングは青空学級状態。

天気は良かったが、肌寒かった。

流経大中野監督が何度か審判に詰め寄るシーンが見られた。
毎試合、審判で何かしらのトラブルが起きることは想定内。


試合に出ていない4年生のご両親がスタジアムに足を運ばれていた。こんな遠方(佐貫)まで来てくれるのかと。本当にありがたいと思うと同時に、色んな意味で頑張らねばと思う。

【所要時間:35分】ジュビロ前田、優勝。中町福岡もイイ感じ。