2009年11月7日土曜日

■リーグ戦第20節vs明治大学 乱打戦制す


 
第20節vs明治大学 13:50~ @川口市青木町公園総合運動場
○5-2(3-2) 明治大学…乱打戦制す
→公式記録はコチラ
   
【得点者(アシスト者)】
前半 6分 明大 三田啓貴(小林裕紀)
前半 9分 慶大 中川靖章
前半18分 慶大 中町公祐(河井陽介)
前半31分 明大 山田大記
前半40分 慶大 山浦公裕(田中奏一)
後半 3分 慶大 風間荘志(中川靖章)
後半13分 慶大 中町公祐(山浦公裕)

【本塾先発】GK 小島一輝(2年・愛知高)
DF 黄大城(2年・桐生第一高)
DF 笠松亮太(2年・東京ヴェルディ1969ユース)
DF 三上佳貴(3年・藤枝東高)
DF 田中奏一(2年・FC東京U-18)
MF 中町公祐(4年・湘南ベルマーレ)
MF 藤田息吹(1年・藤枝東高)
MF 山浦公裕(1年・FC東京U-18)
MF 河井陽介(2年・藤枝東高)
MF 中川靖章(4年・静岡高)
FW 風間荘志(2年・暁星高)
 
【本塾サブ】
GK 辻柾次(1年・近畿大学附属和歌山高)
DF 横川達郎(3年・渋谷教育学園幕張高)
DF 甲斐公博(1年・横浜F・マリノスユース)
MF 三輪健太郎(4年・藤枝東高)
MF 森田達見(1年・川崎フロンターレU-18)
FW 甲斐悠佑(4年・慶應義塾湘南藤沢高)
FW 大森純希(3年・都立駒場高)
   
【本塾交代】
前半30分 河井陽介→退場
後半27分 風間荘志→大森純希
後半32分 山浦公裕→森田達見
後半42分 中町公祐→三輪健太郎
 
慶應にとっては、前節国士館戦がインフルエンザの影響で中止となり、間の空いた試合。一方で、明治大は天皇杯で快進撃を続け、前節早稲田に3-1で快勝し、最も勢いのあるチーム。前節の中止がどのように影響を及ぼすかと思われたが、結果的には不幸中の幸い、慶應に勝利の女神がほほ笑んだ。

試合開始直後から、審判の動きが激しい。非常にナーバスな審判だなと思った矢先、前半6分に中盤でファールを取られて、そのFKをドンピシャヘッドで合わされて序盤に先取点を奪われる。嫌な流れを断ち切ったのは、中町&中川の4年生。前半9分、中町のスルーパスに中川が抜け出し、エリア内でファールをもらってPKをゲットで同点に追い付く。前半13分、明大ゴール前で明治大DF31が後ろからファールを犯して、イエローかなと思ったら一発レッドで退場、スタジアム騒然…。その直後18分、慶應CKのチャンスに中町がヘッドで合わせて逆転に成功。しかし、明治大は10人となりつつも冷静に試合を進めチャンスをうかがう、油断できない。前半31分に明治大CKをヘディングで合わされ、ゴール内にカバーに入っていた河井が反射的にボールを手で叩き一発退場。この退場はしょうがない。いらないハンドだということは、本人が一番わかっている筈だがボールに反射的に反応してしまった感じ。PKを決められて同点。しかし、前半40分、右サイド田中のタイミングの良いオーバーラップからセンタリングを、1年の山浦が右足でダイレクトで合わせて3-2と勝ち越しに成功。ダイレクトシュートは技術の高さを感じさせる一発。一方で、DF面での不安(1対1の応対やマークの受け渡しなど)など課題はまだまだある。これからの成長に期待だ。
後半3分に中川の体を張った前線からのチェックでボールを奪い独走、中でフリーな風間にパスを出し、風間が冷静に決めて4-2と突き放す。このヤスのプレーが試合を決めたと思う。この1点で明治大学の集中が切れ気味に…。連戦の疲れかもしれない。後半13分にはCKからのこぼれ球を中町が右足でゴールに突き刺し5-2試合を決める。後半42分には4年生の三輪が交代出場。色々な“おもい”がグランドに注がれた。
今日の勝ち点3は大きい。ただ、まだ、俺たちは何も獲得していない。インカレ出場に向けて残り3試合をチーム一丸で戦う。
  
 



控室なしの完全オープン型ミーティング
 



両チーム審判に翻弄された感じは否めない
ただ、どんな審判だろうと選手は絶対文句を言ってはいけない。自分自身をコントロールしなければいけない。社会人になれば、理不尽なことだらけでもある。
 
ハーフタイム。クーラーボックスに座る李監督。
「今日は絶対に勝ちたい」という気持ちが選手の足を最後まで動かした。


 
次節、第19節はvs国士舘大学※延期試合16:00@慶應グランド。慶應の都合で延期になったのに、ホーム試合に!? 経緯はわからんが、スゴイ。これは勝つしかない。

【所要時間:45分】

久しぶりの勝利、個人的には嬉しいというよりも安堵感が先にきた。