2009年2月18日水曜日

『トリコロールたちとの日々』を見た

1998年フランスW杯での、フランス代表優勝までの軌跡を描いたドキュメンタリー番組『トリコロールたちとの日々』(制作:CANAL+)を見た。NHKBSでリアルタイムで観たのだが、先日サッカー飲みをしたとき、この番組の話題になり、もう一度観たい!と思ってA沼先輩の秘蔵ビデオ(VHS)をお借りした。番組の冒頭、トライアスロンのようなランニングシーンから始まるのが、なんとも言えないほどカッコいい。カメラに文句を言ったり、木の陰でリザラスが立ち小便したり、みんな愚痴りながらも、黙々と走る選手たち。そして、ジャケ監督の熱いミーティング風景。ロッカールームでの勝利の歌。ホテルでの生活。試合前日の練習シーンなど。カメラがココまで入ったドキュメンタリーは、制作サイドと選手たちの信頼関係が無いと難しいのだろうなと思う。とはいえ、サウジ戦でレッドカードをもらったジダンのロッカールームの映像は、なんか、今見ると嘘っぽいんだよなぁ。絶対、ジダンはカメラを意識してます!しかし、懐かしいねぇ、デシャン、プティ、デュガリー、ギバルシュ、ブラン、カランブー、バルデス、ジョルカエフなどなど。チームが試合を重ねていくうちに、一つのファミリーになっていく、強い絆で結ばれていく。そういうチームが強いんだと改めて思う。サッカーファンにはたまらない秀逸なドキュメンタリーです。
(ちなみに、2002年日韓W杯で、日本代表のドキュメンタリーを岩井しゅんじ監督で制作しましたが、多分、この番組の影響でつくったんだろうな。)
ジャケ監督は結構大胆な選手起用してましたね。


番組冒頭のランニングシーン。なぜか、シビレマス。
【所要時間:25分】