2009年2月12日木曜日

Cチーム初練習/vs上武大学(45分×4本)

昨日は10時からCチームの練習を見て、13時からTOPチームの上武大学(45分×4本)を見た。ホント寒かったので先週末ネックウォーマー買っといて良かった(10年ぶりにサッカーショップ行きました!)。 実は先週初めて日吉のグランドでネックウォーマーの存在を知ったんですけどね…。

◆Cチームの練習のテーマは「1対1」 (主に守備)
選手にまずは一言。 「ずっとココ(Cチーム)にいちゃいけない。漠然と練習に取り組まない。」 当面は「1対1」をやろうと思う。トップチームに絡んでいくには、『止めて蹴れて1対1がしっり組める』ことが必要不可欠。まずは、ロジカルに1対1のアプローチの重要性を説明。

◎ポジショニング
マーカーとボールとゴールとの距離。当然、自分の身体能力と相手の身体能力、パサーの状態によってことなる。 最初のポジショニングで相手オフェンスorディフェンスとの駆け引きをするくらいの余裕が欲しい。 2対2、3対3になればカバーリングの要素が含まれ複雑になるが、まずは1対1ができないとお話にならない。

◎体の向き
マーカーを間接視野で抑えつつ、あくまで、パサー(ボール)を見る。これを間違えていると絶対にインターセプトできません。そもそも、バスケじゃないので…。実際の試合では、自分のマークだけでなく、そもそもゴールも守らないと。

◎アプローチの判断(優先順位)
インターセプト、トラップの瞬間、スピードを落とさせ、意図的にどちらかに限定して、ボールを奪う。 間合いを空け過ぎてスピードに乗せてしまった時の緊急応対は次のステップなので、まずは、相手との間合いだけ摑む。

◎やっちゃいけないこと
足がそろう、不用意に足(後足)を出す、手を出す などなど。人工芝だからか、結構スライディングをする選手が多い。もちろん、最後体を投げ出すのは重要だが、スライディングは最後の切り札で、なるべく相手とボールに体を入れてボール奪取する感覚を摑んで欲しい。

※だいぶグランドから離れてしまったので、上記何か抜けてるかもしれないが…。

と、言ったことが、何も考えずに自然と、試合のどんな状況でも出来るようになるためには、ひたすら回数を重ねてやるしかない。そして一番重要なのは、「何でやられるたのか?」を自分自身で考え(時に悩み)、それに対する課題を自分で取り組むこと反転が遅いのであれば、アジリティを強化したり側筋(体間系の筋肉)を鍛える、ボールが入った瞬間に止まれていないのであれば下半身の強化だ。最初はどんな選手だって絶対に抜かれるし、トップチームの選手だってやられる。通常の練習メニューだけでは絶対的に足りないので、アフターなどで習慣化してやっていって欲しい。基本、ディフェンス、オフェンス両方やることで効率的にコツが摑めてくると思う。

◆トップチーム vs上武大学(45分×4本)
今年より関東大学リーグ2部に昇格した上武大学(群馬県)との練習試合。ちなみに、上武大学はサッカー部専用?と思わしきマイクロバス(なぜか懐かしい)で登場。体格的には慶應よりもガッチリしている印象。
慶應大は22人全員が90分出場した。正直、45分×4本を見て分析するだけのスキル(感覚)が、今の自分に無いことを自覚。大げさに言えば目が回る感じ。選手の特徴や、顔、名前、学年をチェックしながら見てしまったのがマズイのかも知れないと反省。選手がテーマを持って試合に臨むように、見る側もテーマを持って見なければいけないなぁ。個別にアドバイスをしたい選手やプレーがいくつかあったが、まだ自信なし、というか今の自分の言葉では通じない。とにかく、今は見ることに専念。

1本目0-0 2本目0-0 3本目1-0 4本目3-0 
(合計:4対0 勝利)

■追伸
寒い日が続くので、選手はくれぐれもコンディションに気をつけて欲しい。(自分への戒めでもあります)
昨日は、女子マネのボス(4年生)松尾と一緒に帰りました。色々と話を聞かせてもらって、ココでも新しい発見が多々あり勉強になりました。就職活動もあって大変な時期だと思いますが4年生は特に頑張って下さい! OBの皆様、大恐慌の煽りで就職氷河期と言われる昨今ではございますが、暖かいサポートの方、宜しくお願い致します!! 【所要時間:60分 オーストラリア戦見たあと、知らずに寝てました…】