2009年3月20日金曜日

■日吉練習 17:00 

本日Cチームは17:00から練習。新しく、新1年生2名も参加。辻(近大和歌山)はGK、タツヤ(都立駒場)は中盤とのこと。3日間の筑波遠征(とはいっても日帰りですが)を終えての練習ということで、本日は若干軽めのメニュー。基礎キック1本見れば、練習に対する意識は大体わかる。単にボールを当てるだけなら、基礎キックでアップをする必要性はないよ。と選手に伝える。2時間弱の練習で、どれだけ意識をもって取り組めるか、その積み重ねが大きな差を生み、90分の試合の集中力に繋がる。


ゴール前での2対3、3対3で個々の1対1のチェック。攻守ともに自分の間合いと、相手とのカケヒキをもっともっと意識して欲しい。最後は3対3のミニゲームで終了。全体練習後のアフターを観察しているのだが、イマイチ、個人練習が上手くないなと思う。選手一人一人はやる気はあるが、自分の課題に対して効果的に取り組んでいるとは思えない。やり方がわかっていない。早速、明日からは、自分自身で個々に選手を捕まえて、やっていこうと思う。ボールの数をキッチリ数えるのも超大切だが、それよりも、1秒でも無駄にしないで自分の課題に取り組むべきだ。


練習前に、筑波遠征の試合のビデオを頼んでおいたところ、練習後にはDVDに焼かれて用意されてました!選手も、自分が見たい試合をリサーチルームにあるノートに書き込んでおけば(○月○日VS筑波大 前後半みたいな)、数日後にDVDが用意されているというからビックリだ!一応、DVD代として100円を払うとのことだが、すごいなぁー、プロ並みの扱いだ。自宅でビデオ観たが、映像がマジで綺麗、且つ、5分ごとの若干機械的なアナウンスが入っているのも気が利く。余計な私語も皆無。俺らの時代は、ビデオに余計なコメント(誰々使えねぇーよ的コメント)が入ってて怒られたなぁと懐かしくも思う。今ある環境を当たり前だと思ったらダメだよ。 

★トップチームは明日から静岡遠征。エスパルスとの試合もあり。Bチームは明日から神戸遠征です。殆どチームごとの行動は別々ですが、気持ちは一つでリーグ戦を迎えよう!


■追伸

昨日は、私の学年一つ下の慶應ソッカー部OB四戸(1999年卒)と二人で食事。超プライベートで恐縮だが、突発的な確定申告の書類作成を一式、無理言ってお願いしたので、その御礼をかねて寿司をおごった。(といっても、偉そうに寿司をおごったといえるような立派なお店ではないので、申し訳ない)習志野出身の四戸(高校時代は、福田や広山とFWのポジション争いをしていたと思う)は、当時、慶應ソッカー部に馴染めず、2年生の時、【退部届け】を持ってきた。自分のプレースタイルが評価されず、ココでサッカーやっても意味が無い、税理士の勉強すると。基本的に私は、大学4年間を体育会で過ごすことがベストだと思わない。ソッカー部に所属することでのリスクというか、機械損失も当然ある。「来る者たまに拒み、去る者追わずの俺だが、唯一、四戸だけは辞めさせなかった。それは、彼自身のサッカーに対する情熱は他の選手の誰にも負けていなかったし、何よりも、不完全燃焼のままで、次のチャレンジをしても良い結果が出せないと思ったからだ。1ヶ月でも2ヶ月でも、死ぬ気でやってそれでもダメならその場で辞めろと。 一度死んだ人間は強いもんで、逃げ道を断った四戸は3年でレギュラーとして活躍した。 そんな彼と久しぶりにサッカーの話をする。「サッカー辞めてからサッカー上手くなりましたよ。」と。選手のときは気付かないことが、外から見ると沢山気付くし、難しい技術を習得しようと一生懸命練習したけど、実は、ボールをもらう前に2~3歩ポジションをズラすだけで解決する問題だったことに今頃気付いたんですよね。と。視点を変えるだけで、プレーの幅は格段に変わる。そうしたことを今の選手に伝えてあげないとダメなんだと気付かされた。しかし、何が一番驚くって、そんな四戸も子供二人のパパですか?!(尊敬)

お前、ハニカミ過ぎだろが…。

【所要時間:60分】