2009年5月17日日曜日

■Cチームvs駒沢大練習試合【惨敗】

Cチーム vs駒沢大 13:30KickOff@AWAY
(45分×2本、35分×1本)
1本目0-3/2本目0-3/3本目0-2  合計0-8

強風の中で行われた試合、酷い内容だったが、現実を受け止めて明日に繋げるしかない…。トップチームの勝利の価値、勝つことの意味を、Cチームとしてもう一度考える必要がある。「慶應って、結局、トップだけでしょ。どーせ、推薦で獲ってる選手だけでやってんだろ。」って悔しくないか?文武両道って、死語なのか…。【KEIO PRIDE】って何なんだ。

怪我人の関係で、今日の試合はGKをフィールドプレイヤーから出さなければならない状況であることは、昨日の時点でわかっていた。にもかかわらず、キーパーグローブを積み込み忘れて、ただでさえ、GKユニフォームも着ないで素人GK丸出しの中で、さらに素手でGKを出さなければならない状況であることが試合直前に発覚。さすがに、駒沢大に失礼だなと思い、試合前に相手スタッフに「怪我の都合により、本日GKにフィールド選手を出場させますので、予めご了承ください。もし、宜しければ、そちらのサブGKをお借りすることは可能ですか?」と事前に駒大に説明。駒沢大からの回答は「こちらもGKが少ないので、怪我などを考えると申し訳ございませんが、お貸しできません。」とのこと。至極まっとうな回答。慣れないDFとの連携で、自チームのGKが怪我をするなど考えられないこと。勝負の世界において、GKをお借りすること自体が、失礼なことだったと認識した…。

試合前に、戦術以外のことをウダウダ言いたくなかったが、キーパーグローブ(本来であればGKユニも)を積み忘れるといったあまりにもお粗末な事態に対して、選手に説教をせざるえなかったのが、残念でならない。

こんな状態では、立ち上がりやられるだろうなと思い、せめてコイントスで勝ったら「風上」取れよと選手をおくりだす。幸い「風上」のエンドは確保したものの、悪い予感が的中して開始6分に左サイドを崩されて失点。その後も、駒沢大のフィジカルに圧倒され追加点を奪われる。「フィジカル」「スピード」「運動量」「技術」「球ギワ」「1対1」そして、「ひたむきさ」、全てにおいて負けていた。マークを全く掴み切れず、試合にならない。強風のため、サイドチェンジやパス交換が難しい状況だったとはいえ、駒沢の前線へのロングボールを弾き返すことができず、フィジカルに圧倒され、3本目の最後まで慶應のサッカーが出来なかった。また、メンタル面でも、駒沢大の方がハングリーだったと思う。彼らは、貪欲に追加点を狙い、FWの選手が簡単なシュートを外した際には、選手同士が厳しい指摘をする場面が多々あった。もちろん、慶大の選手の中にも課題にチャレンジしている選手はいたので、この試合自体が無駄だったとは思わないが、収穫は極めて少なかった。(さらに最悪なことに、怪我人まで出してしまった…。)

試合終了後、少々長い話をした。若干、感情的になり、自分でも何言ったか詳細は忘れた。
なぜ、慶應ソッカー部でサッカーをするのか?今一度、一人一人が考えて欲しい。そして、行動に移して欲しい。そして、戦う集団にならなければいけない。様々な形でソッカー部に貢献することは立派なことだが、まずは、自分自身に勝たなければ、何も始まらないし、何も生まれない。


※(精神面だけでなく)以下課題に再度取り組む。
・攻守の切り替え→ルーズボール、ポジショニングの徹底
・1対1(DF)→マークを掴むところから、具体的なアプローチの指導(細かく教えたい)
・アジリティ、フィジカル(筋トレ)

駒沢大グランドも、当然、人工芝だった。

グランドを駒大のボール広いの選手が取り囲む。(かなり徹底されていた)

トップチームの選手がひたすら、トラックを走っていた(スゴイ本数)。グラマネに聞いたが、駒大はとにかく、ココ5年くらいは、前線に蹴り込んで、セカンドボールを拾って展開する非常にシンプルな戦術を徹底しているとのこと。今日の試合でも、とにかく前線(トップは全て185cm以上の長身)に蹴り込んで来た。自分が現役の時の駒沢大は、桐蔭学園出身の選手が半数以上レギュラーを固めて、ショートパスを主体とした戦術のイメージがあったのだが…。時代は変わる。

【所要時間:55分】

今日のブログの更新はしんどい。